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超簡単:Lightroomレタッチ講座

久しぶりに松屋へ納豆TKGを食べに行ったので、その時の画像を使ってLightroom Mobileのレタッチ方法をまとめてみました。
使用したのはKODAK PIXPRO FZ45。
松屋の店内ではいつも色温度で悩まされているのでColor Checker Passportも持っていったけど、今回は使ってません。


撮影した画像(トリミング済み)

家に帰って取り込んだだ画像がこれ。食事で行ってるので、周辺に散らばってる色々な物はカットしてます。 この画像をどうレタッチするかが今回の課題。

一応、いつものワークフロー的に決まってはいるのだけど、講座的に4つのステップに分解しました。
1.露光量補正。
2.色温度補正。
3.不要な物を削除。
4.周辺光量補正。

1.露光量補正。
個人的に、自分の撮影スタイルは、基本的にはアンダー補正で、暗く撮ってます。これは、現像やレタッチで、ハイライトを復活させるよりも、多少ノイズが乗ってもシャドーを持ち上げる方が楽だと思っているから。

この辺は、個人毎に色々と考えがあると思うので、それぞれに最適解を見出してもらえば良いと考えています。が、今回は-0.7EVでアンダーに撮ってるので、そのレタッチになります。

1.露光量補正

簡単工程なので、自動処理に任せます。
左から、調整ボタンで調整画面を出し、自動ボタンで自動補正をします。
調整結果が2枚目。それぞれの項目の下にドットが付いて自動調整によって調整された項目が分かります。今回の例ではライトとカラーの2項目。

左から3枚目。-0.7EVの露出補正をかけて撮影しているので、自動補正は+0.84の補正が必要と判断したようです。撮影した状況では明るすぎるのと、個人的に暗いのが好きなので今回はリセットして0としました。4枚目

2.色温度補正

次に、色温度補正です。
これも、自動補正にお願いしました。1、2枚目。すると色温度は-38になり、画像は少し青みがかった感じになりました。色温度の自動補正は、大抵の場合、白いものを白とする方向に調整されます。今回のような店内の照明が白熱電球に近い場合は、逆に青みがかってしまします。

なので、自分の好みに合わせて、撮影時との中間の-15にしました。
この辺は自分の好みで良いと思います。また今回はFZ45を使ったのでJPG画像ですが、他のカメラを使ってRAWで撮影出来れば、直接色温度での指定も出来ます。

3.不要な物を削除

3.不要な物を削除。
撮影時に不要な物が写り込んでしまう事が有ります。そう言う時は削除ツールを使います。今回は、トレー外部の不要な物はトリミングで除いてるので、削除するのはトレーの反射部分です。

こう言う細かい部分は自動で削除するよりも、同じような場所からコピーしたほうが早いのでコピースタンプツールを使いました。1枚目、サイズを決めて、2枚目、削除したい部分を指定。すると、コピー元となる部分を自動で選択してくれるので、破線で囲まれた部分をドラッグして適切な部分に移動します。4枚目。

これを繰り返して、不要な部分を削除(除去)していきます。

4.周辺光量補正

最後に、周辺光量補正。これは任意です。
トレー部分の反射を削除してはいるものの、完全では無いので、周辺光量を下げて目立たなくしてます。

調整終了後の画像

こんな感じで、調整をしていきます。
今回は、それぞれの工程で代表的な項目しか調整していませんが、調整対象の画像やRAWデータ等、それぞれで必要な項目は変わってきます。
例えば、今回はシャープネスは触ってません。何故なら、撮って出しのJPG画像は、それなりに最適化されたシャープネスが施されているからです。

一方、RAWデータの場合はそう言う調整は殆どされていないので、レンズの色収差やシャープネス等、JPGのレタッチとは違う様々な項目を調整する必要が出てきます。

これが、一般的に議論されているRAW現像とJPGレタッチの違いです。

以上、簡単に済ませてしまいましたが、皆様のお役に立てればと思います。

この辺、価格.comで散々やってきた内容では有ります。

では、(^.^)/~~~

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