消防設備士試験の体験記・・・その6

なんやかんやで消防設備士の試験体験記の最後になります。
乙6と乙7はもう多分書かないかも・・・

消防設備士の試験勉強を本腰入れて勉強しだしたのが、約1年前ですので早いものです。
試験をとおして失敗も成功もありましたが、通じてやり抜けたのはよい経験だったのかなと思います。(難易度はそれほど高い試験ではないですが)
別れもありましたが、色々な人との出会いが試験を乗り越えさせてくれたとも感じています。
そこは感謝です。

甲種特類

甲種特類は出題箇所の範囲が広いです。「特類の手続きに関するに内容(大臣認定/ルートC)」・「仕様規定/ルートA(施行令第10~29条の3)」・「性能規定/ルートB(施行令第29条の4)」にあわせて各規則の条文を確認しました。
建築関係(避難階段・延焼ライン等)/火災の性状等(煙の性質・火災時の建築物に生じる状態・・・等)/特定共同住宅の各種定義等/総合操作盤・防災センター関係/屋上緊急離着陸場等・・・が出題されます。(ホンマに幅広いです!)
※甲種各類の基本内容をベースに、「避難器具の設置免除の条件」・「誘導灯の設置免除の条件」・「消防活動上必要な施設」が出題傾向としてあるように見受けられました。
※パッケージ型消火設備・パッケージ型自動消火設備・特定共同住宅関係は協議・審査・検査の業務以外でやっと活かせる場面となりました。(やっといて良かった・・・)
※今まで見たことのない設備(連結散水設備や高さ70m越えの連結送水管など)が、なんぼかありましたが、動画や設備系統図を見て学習しました。
※屋上緊急離着陸場等も1度だけの協議・審査していた経験が試験本番で役立ちました。(これは本当に想定していませんでした。)
※建築関係は業務上で個人的に購入していた参考図書で学習していました。(世界でいちばんやさしい建築法規等の3~4冊など)
※オーム社の問題集と青木マーケさんが発信されていた参考テキストをもとに学習を行いました。「はじめて学ぶ建物と火災」は試験対策以外にも通常業務に関してでも有効でした。予防担当者、いや消防職員として火災予防における視野が広がったと感じています。中盤から終盤にかけての内容を3回ぐらい読みました。火災予防法令のトータルの考え方が建築関係の内容を交えて組み立てられているので、全体像が読んでいてよく分かりました。。
オーム社の問題集は3周程度やりました。(もう少し最近の傾向にバージョンアップしていただけるとありがたいです。ただ、問題集がほかにないので消去法的に使わざるを得なかった・・・のです。)
※青木マーケさんの想定問題集はここでも数問的中して威力をいかんなく発揮してくれました。非常に感謝です笑
※受験回数:2回(2回とも合格!)
※合格した際の得点率:マーク問題・「法令:86%」「構造・機能:86%」「火災・防火:60%」total:77%

※甲種特類の合格目標を2024年3月と決めていましたが、最終的には2024年5月となりました。
甲種3類でも書きましたが、2024年1月に甲種特類の受験申請に甲種5類の免状交付されていなかったので、この点のみが非常に悔やまれます。

・この資格をつなげるための今後の展開

受験確定の資格

・第二種電気工事士
・甲種危険物取扱者

※第一種電気工事士・二級建築士も受けたい。

※建築関係も電気関係もそうなんですが、勉強を通じて興味かなりわいてきました。分からないことが分かる、知らなかったことを知るというのは楽しいですね。

次は第二種電気工事士を受検しますので、また、試験を受けましたら書き込みします。

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