スタッフミーティング part2
故障した車も、それこそ気合でどぶの水をラジエーターに突っ込むという暴挙で、無事?動き始めた。
※動いてはいるが、ボンネットは半分爆発寸前くらいあったまっている。
約1時間半かけて辿り着いた村は、
バッタンバンリーダーのサロンの計らいか、
シェムリアップリーダー、ナットが知っている土地だった。
突然の再開の嵐に足止めをくらいながらも、
何度もなんどもエンストしながらも、
なんとか上映する学校に辿り着いた僕たち。
そこで待っていたのは、
多くの子どもたちと先生だった。
そして、僕にとっては恐怖も同時に襲ってきた。
理由は、先生の何気ない一言。
そこの畑で2年前に地雷で人がなくなってるから、
気をつけてね(苦笑
苦笑いでも笑いながら言わないでほしい内容である。
それからは、車の移動も対戦車地雷で死なないか、
草むらは地雷はないのか、
よくわからない神経をひたすら使う自分。
もう、こうなるとミーティング・上映どころではない。
でも、貴重な機会と自分を奮い立たせて、
技術の相互意見交換や様々な課題を一つ一つ確認していく。
そして、無事上映が始まった。
のも、つかの間。
次は、バッタンバンの若手スタッフの悩み相談。
そう彼が自分の中で鬼門である。
なにせ、日本の若者を体現したかのようなやつだからだ。
自分がどうしたいのかわからないけど、現状に満足できていない。
日本の学生なら、世界一周にでも行くような感じだろうか。
彼にとってはそれは、タイだったようだ。
「僕、タイに行って仕事したい」
すればいいじゃないか。
タイに行って仕事したいならしたらいい。
俺は応援する。
そういうと次はこうだ、
でも、まだタイは早い。
バッタンバンの近くの別の町で働きたい。
これはあれか、
日本でいう、四国とかに休学していくあれか。
はたまた、東南アジア旅行とでも言えばいいのか。
一つ一つ丁寧に、WHYの質問攻めをする僕。
答えられない自分の思いに葛藤する若手スタッフ。
結局、今の仕事をつづけながら、
高校卒業試験と、仕事探しをすることになった。
そういえば、全く同じ話をしたような。
そんなことは忘れよう。
でも、今若手スタッフが悩んでいることはきっと、
いつの日か彼の糧になると信じて一緒に悩み、考え、活動していく。
それが、僕らの活動にも活きると信じて。
まだ.....本題にたどり着けていない.....