課題文献『最新の静脈血栓塞栓症の診断』(総論)〜要約編〜

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『深部静脈血栓症 ウェルズスコア 論文』で
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⚪要約
・静脈血栓塞栓症は深部静脈血栓とその合併症である急性肺血栓塞栓症の総称であり、我が国でも急速に増加しつつある。
・深部静脈血栓症では急性期の症状だけではなく、時として致命的となる急性肺血栓塞栓症や慢性期の血栓後遺症といった合併症も大きな問題となるため、早期診断と適切な対応が不可欠。
・静脈血栓塞栓症の確定診断は種々の画像検査により行われている。
・深部静脈血栓症の早期診断には従来、除外診断としてDダイマー測定によるスクリーニングや非侵襲的な下肢静脈超音波検査が行われてきたが、最近は確定診断としての画像診断を必要とする症例を絞り込むために、査前臨床確立の評価(Wellsスコア)とDダイマーを併用する事が推奨されている。
・Wellsスコアは症状所見や危険因子の有無を点数化し、合計点で3段階(低・中・高)の臨床確立に分類できる鑑別なスケールである。

⚪担当スタッフ紹介
菅 拓人 理学療法士(5年目)
3年は回復期で経験を積み、呼吸器疾患の多い維持期に異動。
元々、呼吸器リハの関心もあり臨床を通して勉強中!
来年、3学会合同呼吸認定とPTの呼吸器認定を取得予定。

※14日(来週の月曜日)にこの論文を選んだスタッフの菅の文献を選んだキッカケや臨床へどう活かすか、といった視点を投稿します!

お楽しみに👍

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