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Jイズム

3/10の【だれかtoなかい】は過去一面白かった。
アイドルの新時代を築き、事務所を業界イチに押し上げ、アイドルの新しい扉を開きまくって圧倒的な光を放ったSMAP
そのSMAPの背中を見て育ち、音楽や舞台などSMAPとは一味違う新しい可能性を築いたKinKi Kids
SMAP同様売れない時代を経験しながらもグループとしての活躍と個人で幅広い世代へ多様なジャンルへのアプローチをした嵐
今月で4人体制と今現在のグループ名の扉を閉め、4月から新たな扉を開き、3人の翼で羽ばたこうとしているSexeZone

(余談:私、人生初コンサートはSMAPで小さな県民会館。
当時、空席目立ってたけど、めっちゃ楽しくて嵐の前はスマヲタでした。
でもってスマコンにKinKiコーナーありました。)

中居くんは入所1987年、退所2020年、ニノは入所1996年、退所2023年。
光一くんは入所1991年で、勝利くんは入所2010年。
勝利くん以外は30年前後、事務所に在籍。
中居くんは退所して完全なる個人事務所100%で動いていて、
ニノは個人ではあるけれど嵐としての席はまだあるのでグループのお仕事は前事務所=半分の50%ずつで動いていて、
光一くんは相方が個人事務所になったけどグループ活動は継続し、自分は100%現事務所で動いていて、
勝利くんはグループメンバーが脱退するけど事務所には残り、
自分も100%現事務所で動いている。
バラバラな状況だけど、原点は同じ(事務所)。
内情も事情も互いに分かっているからこその理解と疑問。
グループそれぞれ思いやグループの進め方は違うからこその会話。

なかでも〈ルールと自由〉は特に深かった。
この2つは正反対(対極)にあるものなのかもしれない。
ルールはあった方がいいという中居くん。
確かにルールがあるからこそ、色んな事や秩序は守られるし、それなりの
ブランディングにもなり、彼ら自身が儚く稀有な存在になれると思う。
中居くんが言う、できないからこその中で新しいものが生まれることの良さもある。
自由も確かに大事。
要は自由とルールのバランスが大事で、自由がルールの割合を越える=ルールをはき違える(by光一くん)と周りと自分のバランスが崩れ、自分の比率が大きくなった結果、周りにそれなりに迷惑をかけ、今までのブランディングは消え、表現者としての光が薄くなり安いものになってしまう可能性あり。

この瀬戸際部分を光一くんがちゃんと変えようとしていることに感心した。
ルールもガッチガチは確かにキツい。自由になりすぎない程度のルール改正は時代の流れもあるけれど、しっかり見極めて改正しないといけない。
光一くんは後輩も動きやすくするため、しっかりとその役割を担っていて
さすがだと思った。

でもって、全員グループがある(あった)ので、その立ち位置や思いも
感慨深かった。
特に勝利くんに至っては5人でスタートしたものの、途中で3人になったり、4人になったりと完全体である5人でいることが少なく、結果4月からは3人で再スタートを切る。
中居くんのようにグループの解散を選び、全員がバラバラになること、
ニノのようにグループの活動休止を選びながらもひとりだけ抜けること、
光一くんのようにグループ活動続行を選び、各々別の場所になること、
など変化する時はメンバーを尊重+グループ全体でのできごとになるという多種多様なグループの形の今現在の結末だ。
それに比べ、活動中に人数が変化するというのは当時10代だったの子たちにとっては大人に振り回された感は否めない。
それでもメンバーが好きだし、ファンのためにがんばったからこその今だ。
中居くんがずいぶん下のセクゾのことに関してモノ申してくれたのは驚いた。
中居くんって本当に周りをよく見てるし、気づくんだよなぁ~。
前に赤西くんが出演した時もそうだし、V6の解散時もそうだし、嵐の休止時も然り。

中居くん同様、光一くんもニノも今は自分のことよりも後輩のことを気にかけている。
特に光一くんとしては、軸として新たな事務所との契約を選び、その契約の中でも自分の要望等を擦り合わせ折り合いを互いにつける選択だろう。
先輩たちは自分が経験した理不尽さや窮屈さを後輩にはさせたくないと動く人が多い。
それだけ後輩や仲間には愛があるのだ。
いい・悪いを見せて教えて、現事務所でのエンターテイメントの極意や
イズムの継承は大事。
ここ数年はコロナや事務所問題に加えて世の中の動きが多様化になり、
日本だけでなく世界との勝負になってきていて、今までのやり方や考え方ではダメな時もある。
でもよいエンターテインメントを届けて、ファンを喜ばせてあげたい気持ちはみんな同じだろう。
そして彼らがこうして面倒を見てくれたこと、継承してくれたことによって生まれたイズムは本当に素晴らしく、世界に今やこうしてアイドルが広まったのが結果だ。

『堂本光一、丸山隆平、亀梨和也、増田貴久、山田涼介、菊池風磨、
ジェシー、目黒蓮、永瀬廉』
私個人的には特にこの9人が事務所にいることが安心材料になっている。
事務所全体の品の良さや縦横の繋がりを継承してくれているというか今の
状況を守り、楽しむことの信念は他の人よりなにか強ものを感じると
この9人を傍から見て思う。
※他の人たちもこのイズムがあるからこそ残ってくれているのは分かる

世間的にあと数年はあれこれ言われるんだろうけど、4人の話を聞いていて大丈夫って思ったし、時代と共に変化していかなければならないことと変化しなくてもいいことが分かった気がした。
以前からよく人に「他の事務所と何が違うの?」とよく聞かれるけど、この放送回を見てくれれば分かるはず。
それが答えだ。
彼ら4人、そして今残っている人たちや退所した人たちもあの事務所で学んだものが多いだろうし、先輩・後輩・仲間に対する気持ちは恐ろしく強く優しい。
これからもそれをしっかりと繋いで欲しい。

互いを知っているからこそのつっこみとかボケとかめっちゃ面白かった。
またメンバー入れ替えもいいし、この4人での第2弾もお願いしたい。
がんばっている彼らみんなに幸あれ!!!!
(失礼ながらまっちゃんがいたらこんなに賑やかになってない気がした・
すみません)

こんなにたくさん書いたけど、あと1個だけ。
あのさぁ~昨日、某情報番組でやってた「その名も『ムービングステージ』」ってやつ、、、
松本潤考案で20年も前からありますからね。変な報道しないでくれよ…
初お目見えの時、その場に私いましたよ。
友と「ステージ動いた~!!自分の上を通って行った!!透明だった!!」って
城ホールはすごいどよめきだった。
とにかく密着アーティストさんたちもとばっちりでかわいそうです。
ドームやスタジアムに立つアーティストは大概使ってますけど、あれは特許取ってないという優しさなんですよ。
思えば、今のコンサートの基盤を作ったのは中居くんであり、それをさらにブラッシュアップしたのが松本潤だと私は思っている。
メンバー紹介の歌とか演者側のエンターテインメントを中居くんが肉付けして、潤くんはムービングステージや制御ペンライトや大きな滝とか見る側のエンターテイメントを肉付けした。
これも一種の彼らのイズム。
韓国の方や今いるアーティストさんがドームやスタジアム級でコンサートが出来ているのもある意味、Jイズムがあったからこそだと私は思っている。

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