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揺らぐ地平と確かめたい水

乾いた道路の路肩で見つけた涙
横目に通り過ぎていく 人中を緩めることなく
見つけたというより見かけた、いや見すぎたのか
もう僕は君であることを忘れて手を洗った

今日は僕が脇道で泣いている
笑っている人が立て続けに通りかかっていく
あの涙で雑草がほほ笑んでいたいたのかと思い
身のほど知らずの7畳床が沈んでいく

助け舟は蜃気楼が見せた幻
泥を拭わず、抱擁していく様をそっと陽に見せる

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