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女性のことをもっと理解したくなるドキドキ読書

ドロドロしたものは好きですか?

あ、食べものの話じゃないです。映画とか小説とかの読みものの話です。ちなみにドロドロした食べ物も好きです^^今日は最近読んだ小説の紹介です。元TBSアナウンサーの小島慶子さんの小説「わたしの神様」。昨日の晩から一気読みしました。
男3兄弟で育った僕は、女性の気持ちというものに疎いです。奥さんにもよく言われます。「言わなくて分かれ」とか「察しろ」とか耳がタコになるくらい言われます。
なので日ごろから「女性心理が理解できる本ないかなー」って本屋に行くと物色してるんです。整体の仕事してると女性のお客さんも多く、身体のことでアドバイスさせてもらうこともあります。知らず知らずのうちに無神経なこと言ってたりしてないか、傷つくようなこと言ってないか、セクハラになってないか気をつけないといけない。ひとりで仕事をしていると、いつの間にか世の中の流れについていけてないんじゃないかなぁって思ったりもします。
そんな流れで「女性の気持ちがわかる本」でググってみたら「わたしの神様」を紹介してる記事があって、読んでみたと。これがまあすごい^^;
こんな女性心はわかりたくなかったぜーと思いながらも面白くてとまらない。
先ほども書いたけど元アナウンサーが書いたTV局、女子アナの関係をテーマにした小説でフィクションなのかノンフィクションなのかいらぬ妄想をかき立てられます。一行目から「私には、ブスの気持ちがわからない」で心をグッともってかれたよ。
僕も漠然とした生きづらさを感じることはあるけど、小説の中の女性のそれは質が違った、違いすぎた。マウンティング、周囲からの比較と評価、まわりの目から映る自分の姿、ねばならぬ、承認欲求に囚われる価値観、これは個人が作り出しているものなのか、それとも社会構造がそうさせるのだろうか。

女性の生きづらさの一端に少しでも触れることができたかな。女性をもっと理解したくなるきっかけとなった本です。


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