心の中の記憶6 こどもが学校に行かない選択をしたら
8年半前の話。
小学2年生だった娘が学校に行きたくないと全力で訴えてきた。
休ませようと学校に電話をしたところ、担任が玄関に迎えにきて、開口一番「お母さんが娘さんの未来の選択肢を狭めないでください。かわいそうです。」と諭された。
そのまま、熱心な校長の面談を受け「娘さんは、まだ諦めを知らないのですね。新美南吉『でんでんむしのかなしみ』を読んだことはありますか?」と、あわせて病院の受診と投薬をすすめられた。
先生方に褒められた「お母さんの頑張り」もあって、娘は年間30日以上欠