【肉離れへのコンディショニング】 どんなエクササイズを選ぶのか -骨盤制御編 -
今年も約半分ほどになりましたが、プロスポーツでは複数選手のハムストリングス肉離れでの戦線離脱報道が出ています
個人的にも関わることが多いスポーツ傷害の一つです
再発率が非常に高く、毎年シーズン内で負傷やコンディショニング不良に悩まされる選手も少なくないと思います
また患部のハムストリングスだけでなく、
野球などではその影響が投動作・投球メカニズムに影響をきたす可能性があるといわれています(1-2)
その関連から投手の肘の手術の術式に触れているようなリサーチも見られます(3)
ハムストリングスの肉離れは競技パフォーマンスだけでなく別部位の傷害の引き金になることも少なくないでしょう
今回この記事では私が普段のリハビリテーションやコンディショニングでどのようなエクササイズを選択し処方しているか、その一部を紹介します
現場での参考に少しでもなればと思います
まず今回ポイントとするのは表題の通り
【骨盤の前傾制御】
です
ハムストリングス自体にアプローチすることに対して、大きな補助的役割があり、リハビリとしては患部の組織強度を高めていくのと同時並行で処方していくことが多いです
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