こ〜とく

東大建築大月研究室 /[多拠点居住×防災]の研究🏘 / 車中泊xLACで全国まちあるきと建築めぐり🚙 / ギター歴4年🎸/野球歴12年⚾️

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LAC信州乗鞍感想レポート

2022年5月28日~31日に3泊4日でLivingAnywhere Commons信州乗鞍(ゲストハウス雷鳥)に泊まっていろいろなことを感じたので、レビューしたいと思います。 目次とにかく自然が豊か 生活の一環で滞在するのは難しい 建物の空間構成が面白い スタッフや周りの滞在者との距離感が難しかった その他思ったこと 1. とにかく自然が豊か  ゲストハウスがある乗鞍高原は、長野県松本市から西に車で1時間弱峠を進んだところにあり、北アルプス(飛騨山脈)南部に位

    • 『エッセンシャル思考』を読んで

      先日、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(グレッグ・マキューン)を読み、忙しなく過ごしている今日この頃の生活を見直すきっかけとなりました。 本書は、タイトルから想像できるように、本質的な事柄に注力し他の無駄なことを削ぎ落とすことの必要性とその方法を教えてくれ、自分のこれまでの知識の中では、『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー)や「less is more(ミース・ファン・デル・ローエに関する言説)」とリンクするものがありました。 その中で、なんとなく承

      • 精神的多拠点の豊かさ(下書き)

        私は現在ノマド生活をしていますが、このような生き方を始めて1番よかったと思うのは、自分軸で生きれるようになったことです。 一拠点で生活していると、どうしてもそこでのコミュニティや文化に馴染めないと自分の居場所がなくなり生きづらくなってしまうため、何かと人から嫌われないように、文化に馴染めるようにと生きてしまい自分が本当に思っていることを発信するのが怖く感じることが多くありました。しかし、多拠点居住のように、自分を受け入れてくれる拠点をたくさん持っておくと、ある場所で仮に自分

        • 「復興」という言葉の危うさ

           大学院で「復興デザインスタジオ」という授業のTAをしていて、また自分の研究の中で、「復興」という言葉に基づいて、それがどうあるべきか議論する機会が多くあります。その中でふと、「復興」という言葉が、経済成長主義・資本主義と強く結びついているように感じました。  というのも、そもそも「興」という状態が前提とされた文字的な意味があり、また私たちが議論するときのトピックとなる20世紀の災害(関東大震災〜阪神・淡路大震災)はその社会背景として、人口が増え、社会が大きくなり、経済もよ