月60Lのゴミをどこまで減らせる?家庭ごみ削減1ヶ月チャレンジ
はじめに
10月を「ゴミ減らし月間」として設定し、生活の中でどれだけゴミを減らせるかを挑戦してみます。私自身、普段からごみの分別や削減には意識を持っていますが、この1ヶ月はさらに一歩踏み込み、毎日の生活から出るごみを見つめ直す良い機会です。目標やルールを明確にし、できるだけ実行可能な範囲でゴミを減らしてみたいと思います。
目的
1ヶ月でどれだけゴミが減るのかを体験し、記録する。
具体的には、普段あまり意識していないゴミを見える化することで、ゴミの量とその削減方法を把握していきます。仙台市では資源物と家庭ごみに分別することが求められていますが、この期間は特に家庭ごみとプラスチック資源を対象に削減を目指します。
ルール
今回の「ゴミ減らし月間」のルールは、以下の通りです。日常生活の中でのゴミ出しをシンプルにしながらも、意識的に減らしていく工夫を凝らしています。
記録対象のごみ: 紙・缶・びん・ペットボトルは通常通り分別し、カウントしませんが、ペットボトルのラベルやキャップなどの細かな部分は記録します。家庭ごみとプラスチック資源を対象に記録。
写真で記録: 日ごとにゴミの量が可視化できるように、写真を撮って記録します。
外出先のゴミはノーカウント: 外で出たゴミはカウントしませんが、簡単にメモを取ります。
トイレットペーパーや流せるクリーナーは除外: トイレ関連の消耗品(紙、クリーナー)はノーカウント。ただし、そのパッケージはカウントします。
複数の部品からなるごみの扱い: 例えば、パッケージを開けた際に出る小さなゴミは、同時に捨てる場合1つとしてカウントしますが、日をまたぐ場合はそれぞれカウントします。
フローリングシートでの掃除: 1日の掃除で出たゴミはまとめて1つとしてカウント。
ゴミ袋もカウント: ゴミをまとめるために使用した袋なども記録対象。ただし、指定ごみ袋は除外します。
週次報告: 毎週、出たゴミの量を集計し、進捗を確認します。
前提:仙台市の分別ルール
仙台市では、主に以下の5種類に分別されています。
家庭ごみ
プラスチック資源
缶・びん・ペットボトル・廃電池
紙類
粗大ごみ
分別は「資源になるかどうか」を基準に行われ、資源物以外が家庭ごみとして処理されます。今回は家庭ごみとプラスチック資源を削減対象にしています。
改めて分別を調べたことによって、プラスチックを仙台が資源として回収していることを知りました。プラスチックごみとして処分されていると認識していました。
時たまお住まいの地域の分別ルールを再確認することも重要と感じました。
ゴミの現状と目標
現在のゴミ量: 私は基本的に自炊をせず、中食生活が多いため、1ヶ月で平均20Lのごみ袋を3回(60L)出しています。
2020年のデータによると、宮城県民は1日あたり平均で977gのごみを出しています。単純にリットルとグラムで比較するのは難しいものの、60Lを60kgとすると、おそらく一般の2倍近くの量のゴミを出している可能性があります。袋に余裕がある状態で出しているため、実際にはもう少し少ないとはいえ、1.5倍は出ていると見ています。
9月の多かったごみ: ミックスナッツの個包装やトマトジュースの紙パックが多かった印象です。これらのように、食品や飲み物のパッケージが主なゴミの原因となっているため、今後の改善を考えていきます。
現状のゴミ削減に役立つ習慣
現在、以下の習慣がゴミの削減に役立っています。
トイレットペーパーの使用法: 長巻きで芯なしのものを使用し、ごみは包み紙だけ。資源回収が可能なため、少ないゴミで済んでいます。
ティッシュペーパーを所有していない: トイレットペーパーを流せるタイプのクリーナーとして活用し、余分なゴミを出さない工夫をしています。
開始前の課題
ゴミを減らすにあたって、現時点での課題もあります。
個包装の食品: ナッツやトマトジュースなどの個包装品は非常に便利ですが、ゴミの大きな要因となっています。9月時点で全て食べ終わったため、10月からは個包装でない商品への切り替えを検討中です。
フローリングシートの使用: 掃除に欠かせないため、現状は使用を継続しますが、ゴミの削減には寄与しません。毎日の掃除が必要なため、ここはしばらく様子を見ます。
結論
「ゴミを減らす最も有効な手段は、買い物をしないこと。」これは、私自身が強く感じていることです。買わなければゴミは出ませんが、現実的には完全に買い物を止めることは難しいため、意識的な選択をしていくことが必要です。今回の「ゴミ減らし月間」を通じて、どこまでゴミの削減が可能なのかを実験し、今後の生活に活かしていきたいと思います。