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ネットワークエンジニアが実践した!通信費を1/7に抑えるための具体的な方法(随時更新予定)

*この記事は都度更新予定です。ご意見ご質問あればコメントお願いいたします。

現代のライフラインと通信費の重要性

現代社会において、通信費は水道、電気、ガスと並ぶライフラインの一つといえます。水道、電気、ガスは長年使用されているため、節約ノウハウが数多く存在し、使いすぎた場合も目に見えて分かりやすいです。一方で、通信費はその消費量が目に見えにくく、何をどう節約すれば良いかが分かりにくいという特徴があります。情報工学を学んできた筆者にとってはイメージしやすい分野ですが、一般の方々にとっては難しく感じるかもしれません。

筆者はネットワークエンジニアとして働いており、これまでの経験を活かして通信費を1/7に抑えることに成功しました。この記事では、その具体的な方法と、実際にどのような経緯で通信費を節約してきたかを紹介します。



1. 通信費節約の基本: 会社やプランの見直し

通信費を抑える最も手っ取り早い方法は、通信会社やプランを見直すことです。通信プランは頻繁に変更され、新しいお得なプランが登場することも少なくありません。筆者もこれまで多くの通信プランを試してきました。

筆者の契約遍歴(金額はおおよそ)

  • 高校生: 実家の固定回線 (6000円)、docomoの7GBプラン(子回線) ※支払い無し

  • 大学生: アパートの固定回線 (5000円)、docomoの7GBプラン(子回線)、モバイルルータ (4000円) ※支払いはモバイルルータのみ

  • 社会人①: アパートの既設回線(家賃に含む)、docomoの7GBプラン (3000〜6000円)、モバイルルータ (4000円)

  • 社会人②: アパートの既設回線(家賃に含む)、docomoの7GBプラン (3000〜6000円)、楽天モバイル (4000円)

  • 社会人③: アパートの固定回線 (6000円)、docomoの7GBプラン (3000〜6000円)、楽天モバイル (4000円)

  • 社会人④: LINEモバイル(2000円)

  • 社会人⑤: LINEMO(2000円)

  • 社会人⑥: povo(3000円)

  • 社会人⑦: docomo 5Gギガホプレミア(7000円)

  • 社会人⑧: ahamo(3000円)

  • 社会人⑨: mineo(1000円)

  • 社会人⑩: povo(3000円)

  • 社会人⑪: eximo(7000円)

  • 社会人⑫: 楽天モバイル(4000円)

  • 社会人⑬: docomo home5G(5000円)、楽天モバイル(1000円)、povo(0円)


2. 築年数の古い物件での通信環境問題

社会人③の時期、筆者が住んでいたアパートは築50年近くで、固定回線がVDSL方式(電話回線を利用したもの)でした。その結果、どれだけ頑張っても最大速度が100Mbpsにとどまり、6000円の月額料金に対して満足のいく通信速度が得られないと感じ、固定回線を解約しました。

このように、住んでいる場所や建物の環境が通信費やその価値に大きく影響することを理解することが重要です。特に古い建物に住んでいる場合は、現在の通信環境を見直すことが節約への第一歩となるでしょう。


3. 在宅ワーク時代におけるサブ回線の重要性

最近では在宅ワークが増え、各キャリアの通信が不安定になることが多くなりました。そのため、筆者はバックアップ用にサブ回線を契約しました。特に在宅ワークやリモート作業が多い方にとって、サブ回線を持つことは安定した通信環境を確保するために重要です。

サブ回線を選ぶ際には、価格と通信速度のバランスを考えることがポイントです。筆者は、mineoを利用した際、非常に安価でしたが、意外とストレスなく使用できたため、費用対効果が高いと感じました。


4. 通信プランの選び方: 容量別プラン vs. 速度別プラン

通信プランには大きく分けて、容量別のプランと速度別のプランがあります。筆者が実際に使用してみた結果、速度別のプランが特におすすめです。

  • 容量別のプラン: 通信量を超えると速度が遅くなるため、途中で通信が不安定になることがストレスになります。また、具体的な容量が分かりにくく、使用量を常に気にしながら使う必要があります。

  • 速度別のプラン: 初めから通信速度が遅い設定ですが、容量の制限がないため、遅さに慣れてしまえばストレスなく利用できます。特に、日常的に動画視聴や大容量のダウンロードをしない場合、速度別プランの方がコストパフォーマンスが高いといえます。


5. 通信量を抑えるための具体的なテクニック

通信費を抑えるためには、通信量を効果的に抑える工夫が必要です。以下は筆者が実践している具体的な方法です。

  • 動画像の画質を下げる: YouTubeやTVerなどの動画サービスでは、画質を最低レベルに設定することで、通信量を大幅に削減できます。TVerでは、本編の画質を下げても広告の画質が高いため、さらに節約したい場合は広告ブロッカーの活用も考慮しましょう。

  • 広告ブロッカーの利用: 広告は大量の通信データを消費するため、広告ブロッカーを使用して通信量を削減します。AndroidではDNSを変更することで広告をブロックできる場合があります。iOSでは、AdBlockerアプリを導入するのが効果的です。筆者は「AdBlock Pro」を利用中で、年1000円程度の費用で広告だけでなく、画像の読み込みを無効にするなどの機能もあり、通信量削減に役立っています。

  • 通話オプションを見直す: 通信料金というとネットワーク使用料が第一にイメージされますが、通話料も節約対象です。通話無制限のオプションは付けず、フリーダイヤル以外は自分からかけないようにするなど、通話料金を抑える工夫も重要です。


まとめ: 通信費節約のためにできること

筆者が実践した通信費を1/7に抑える方法は、単にプランを変更するだけでなく、生活スタイルや通信習慣全体を見直すことで実現しました。これらの方法は、通信費に悩んでいる方々にも役立つはずです。

通信費は目に見えにくいものだからこそ、見直しの余地が多く存在します。今すぐできることから始めて、無理なく節約を進めてみましょう。 少しの工夫で、驚くほどの節約効果を得られるかもしれません。


※この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のライフスタイルや価値観を強制するものではありません。

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