◆売れなくなる理由
「ある時期から商品やサービスの売れ行きが悪くなった...。」
そう思ったことやリアルタイムでそう感じていたりしていませんか?
それはキャズム理論の深い溝にハマっている状態でその溝から抜け出せていないことが原因です。
例えば、
集客が上手くいっていたのに何故か急に集客出来なくなったり、今まで順調だったものが急に伸びなくなったりすることです。
今日はその理由について説明していきます。
まず、イノベーター理論というものがあります。
それを理解することで見えてきます。
消費者は5つの分類にわかれます。
・イノベーター(革新者)
・アーリーアダプター(初期採用者)
・アーリーマジョリティ(前期追随者)
・レイトマジョリティ(後期追随者)
・ラガード(遅滞者)
イノベーター、アーリーアダプターは初期革新者層と言われ目新しいものやまだ世に知られていない物やサービスを好んで購入する層のことを言います。
それに対してアーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードと言われる層は安心安全を求めて物やサービスを購入する層のことを言います。
この2つの層の間には「キャズムの壁」と言われる深い溝が存在すると言われています。
その深い溝を乗り越えて行けないがゆえに伸び悩みが起きます。
つまり、Aホームページで集客が上手くいっていてもいずれ反応が鈍くなり集客できなくなります。
それはAホームページの目新しさに反応してくれていたお客さん(初期革新者層)がいなくなるからです。
この状態を解決するには2つ方法があります。
一つ目は新しい初期革新者層を狙いにいく。
二つ目は安全安全を求める層に向けて販売する。
前者の方法が僕の中では1番早い解決になると思っていて後者の方法はお勧めできないです。
その詳しい理由は次回の記事にでも書いていきます。
では後者がお勧め出来ない理由としては予算と根拠が必要だからです。
安心安全領域のレベルにたどり着くには相当の認知が必要となります。
テレビCMや駅構内の広告で日常的に浸透させていく必要があります。
例えば、
宅急便と言えば?
ヤマトですよね。
コーラと言えば?
コカコーラですよね。
それくらい認知されて初めて安心安全領域に入っていきます。
だから僕は前者の新しい初期革新者層を狙うことをお勧めしています。
いかがでしたか?
伸び悩んでいる方はこのキャズムの壁にズッポリハマってしまっているかもです。
もし、そんな方がいれば抜け出すヒントになればと思います。