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指揮者は長生き

近所のドラッグストアに、小太りのメガネをかけたおじさんの店員さんがいるんですが、レジでの処理の様子がすごく面白いんですよ。

なんというか、指揮者が指揮棒を気持ちよく振っているような感じでひとつひとつの商品にバーコードをあてていきます。

そして、演奏者に合わせるように、小刻みにレジの処理ボタンを打ちこみ、最後に演奏終了でキメポーズするような形で会計決定ボタンを押します。

昨日テレビで、「まだ結婚できない男」というドラマを見ていたら、主人公の53歳の男が、自宅の部屋でひとりクラッシックの曲を聞きながら、指揮者のまねをしているシーンがあったのですが、指揮者のマネをするおじさん達はなぜかみなさん幸せそうですよね。

よく指揮者は、長生きするなんて言われますが、調べてみると有名な指揮者ってみんな確かに長生きしているんですよ。

例えば(他のサイトより引用)
ストコフスキー(1977年)95歳
トスカニーニ(1867年)89歳
ワルター(1876年)85歳
シューリヒト(1887年)87歳
ベーム(1894年)86歳
カラヤン(1908年)81歳
朝比奈隆(1908年)93歳
ショルティ(1912年)84歳
ジュリーニ(1914年)91歳
クーベリック(1914年)82歳
バーンスタイン(1918年)72歳
カルロス・クライバー(1930年)74歳
アバド(1933年)80歳

かつて「大指揮者は早死にしない」という説を発表したアメリカのアトラス博士の調査でも、アメリカ人男性の平均寿命が68.5歳なのに対して、有名指揮者は73.4歳だったそうです。

その理由について、アトラス博士は「一種の精神的充足感と、指揮のダイナミックな動きが適度の運動になるから」と言っていたそうです。

確かに、指揮者の動きって、ヨガやダンスと似たところがあって、身体に良さそうですよね。




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