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両面DVDとレーザーディスク

現在、5Gの時代が到来しつつあって、映像を見るのもデータ配信が主流になりつつありますが、まだ、気軽に高画質の映像が楽しめるというところまではたどり着いていないような気がします。

実際に私も、見たい映像作品であれば、いまだにDVDやBlu-rayで買うことがほとんどです。

少し前に(私の憩いの場所)BOOK OFFで「JFK」(オリバーストーン監督、ケビン・コスナー主演)のDVDが500円のお買得コーナーに並んでいたので購入したのですが、このDVDが「両面1層」のDVDだったんですよ。

この「両面1層」ってかなり珍しいらしいのですが、レーベル面がなく、両面が再生面になっていてるので、一見どちらから再生し始めたら良いのかわかりません。

本編は206分の作品なのですが、ちょうど半分ぐらい(1時間43分)で突然「SIDE A END」となってディスクをB面に入れ替えなければなりません。

若い方はご存知ないかもしれませんが、DVDが普及する前に「レーザーディスク」という規格があったのですがそれを思い出してしまいました。

知らない方の為に、簡単に説明しますと、通常の直径12cmのDVDを直径30cmに拡大して、両面が再生面になっているというものです。(両面で最大2時間の映像が記録できる。)

1990年代初頭は、「VHSビデオ」より、高画質で何度見ても劣化しないということで、映像ファンを中心に、かなり普及していました。

1990年代後半から、サイズが小さく、より高画質で大容量の記録ができる「DVD」が普及してくると、「VHSビデオ」と共にあっという間に見かけなくなってしまいましたね。

発売当時レーザーディスクは、1枚、7,000円〜10,000円くらいする高級品だったのですが、10年くらい前に、近所の電気屋で1枚50円で投げ売りされているのを見た時は、時代の流れと栄枯盛衰を感じずにはいられませんでした。







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