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潔癖症への恐怖 私はきれい好きな人が怖い
私は彼から「汚れたペルシャ猫」と言われています。
上手いこと言うな と・・・ 私もそう思う。
古いジェラピケの元々はフワフワだったパジャマを今でも着ていて、このパジャマも彼から「汚れたペルシャ猫」と名付けられています。
汚れたペルシャ猫が汚れたペルシャ猫を着ていると私を揶揄います。
彼は超がつく清潔好きで掃除魔です。
私の髪の毛が1本抜け落ちると、すぐにワイパーかコロコロが出動です。
恐ろしい(~_~;)
私は家事が得意で面倒見も良く家族のお世話はかなり徹底しています。
掃除以外は・・・
掃除は私の中でかなり優先順位が低いからです。
生命を維持する為に必要な事が私にとっての優先順位を決定しています。
1番は食事、 2番 睡眠、 3番 温度管理(体温調整するための衣類には、かなり うるさいです)
こちらが優先事項のTOP3になります。
付き合う前。
職場に出勤してきた彼。
席にパソコンを置く前に必ず持参の除菌ウェットティッシュで台の上を拭くのです。
また その拭き方が素人ではなくプロっぽい。その姿を見て私は恐怖すら感じていました。
私の母もまた潔癖で何においてもキチンとしていたい人
私は必要以上にはしないという主義で、物事によっては加減をし、手を抜くことも良しとする考えです。
勉強も苦手ではなかったけど、向上心がなく 、かなり加減して自分にとって楽な進路設計をして歩んできました。
傍目からはいい加減に見える私を見て、母はいつもイライラしている様子でした。
母からは「クラゲ」と名付けられていました。
フワフワとゆっくり目的もなく暮らしているという事が言いたかったのでしょう。
父も母も子煩悩で可愛がってもらったという想いはありますが、母との相性は良くなかったです。人として好きになれない。
母としては好きだけど、他人だったら近づきたくない。そんな感じです。
そして そんな母が、いつもムキになって掃除をしているように見えて子供の私は怖くて近づかないようにしていました。
トラウマになっているかもしれません(大袈裟ですが・・・)
出勤してすぐに机を拭き拭きする彼の姿に、私を見てイライラしている母を重ねてしまったのかなと思います。
そんな私の心配はよそに彼は私にイライラしている様子はなく、毎日 ドライワイパーとウエットワイパーを交互に繰り返し、間にコロコロも出動。熱心に掃除をしています。