
慣れている味が一番美味しいになりがち。
気を抜くと1500円くらいの南アフリカワインでウホウホしてしまう49歳です。
初老の素朴な疑問。
巷では安旨がもてはやされているけれど、そんなにみんな安いものを欲しているわけ?
ワインに限らずなんだけれど、安さを売りにしすぎじゃないか問題。
安旨ワインは美味しいけれどなんていうか、消費者側にはきちんと文化へのリスペクトがあるのか?
いやあるんだろうけれど、
なんていうのかな、コンビニスイーツを美味しいの最高点だと思ってしまうと(コンビニスイーツは確かに美味しいんだけれど)、純生クリームとかバターとかちゃんとつかっているお菓子の方が偽物になってしまうんではないかっていらない心配をしてしまう訳です。
トロっと…って書けばいいと思っていないか?的な。それ増粘多糖類だからな。的な。本来のものと違うからな。的な。
人間慣れている味が結局一番美味しいになりがち。
わかりやすい味は美味しく感じてしまう。
人の意見で美味しいとか、美味しくないとか惑わされたりするし。
自分の五感!強く!感じて!生きて!
30回くらい手のひらに書いて飲み込まないと流されっぱなしの初老。
そこのところ意識しながら生きていかないといけないなって思う今日この頃です。