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アラフィフおばさん ドタバタ転職日記その5
みなさん、こんにちは!
ご訪問に感謝です!
スキやフォローをしてくださっているみなさんも感謝です!!
前回は「悲惨な面接」をお伝えしましたが、今回は
「面接してくださってありがとうございました!」と思った面接について
書いていこうかなと思います。
「悲惨な面接」の前日にその企業での面接がありました。
(だから余計に、次の日の面接がひどいなと感じたのかは定かでは
ありません・・・前回同様に業種はぼかしますね)
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まだ夏の日差しがきつい時分、その日は午前中の面接でした。
転職サイトから申し込み、書類審査も追加。
面接場所は就業場所である工場内事務室でしたが、事前に私の家からの
公共交通機関やおおよその所要時間も調べてご案内くださり、なんて親切
なんだろうとありがたく感じました。
打ち合わせ兼待合スペースは、社史ボードや代表的な製品がケースに展示
されていて、簡易な展示場のような感じでした。色々と眺めていると企業の雰囲気を感じることができ、面接開始時間まで待っているのも楽しかった
記憶があります。
また、同スペース内にウォーターサーバーがあり、
「暑い中来てくださって喉も乾いたと思いますので、是非飲んで待っていてください」と案内のかたに勧めていただいたので、冷たいお水もありがたく頂戴しました。とっても美味しかったです。
少ししたら、人事の方と募集部署の上長とグループ長がおみえになり、
応接へ移動し面接スタート。
志望動機や今までのキャリア等をしっかりと聞いてくださり、その後
企業側から今回の募集の理由とこれまでの実績、今後どうしていきたいのかといったことを聞かせていただきました。
一度経営危機に陥ったと覚えのある企業でしたが、お話を聞いていると
危機を脱した理由がなんとなく見えてきました。
企業側からのお話で私が驚いたのは、
・社長も含め「〇〇さん」と苗字ではなく名前でお互いを呼ぶことにしている(強制ではなくて自然とそうなっていくようです)
・社長が全従業員と必ず月1回、直接面談をされる
(がちがちの面談ではなく、お茶タイムのような感じで行われるようです)
この2点でした。
人によって捉え方が違うと思うので賛否両論あると思いますが、
私はこの会社にとってはこういった社風がなあなあにならず、プラスに作用したんだな、と感じました。
その後、就業場所も丁寧に案内していただきました。
ただ、今回正社員としてではなく、アルバイト・パートの募集で、
正社員登用にはならない条件であり、業務的にも単調なため、私のキャリアが活かせないのではないか、なんだかもったいない、と先方が逆に心配してくださる事態に・・・。
(資格取得は本当に少ないけれど、ずっと働いてきたので仕事人としての
年数も長く、経験も豊富だと確かに自分でも思います)
一旦面接は終了し、後日連絡しますということになりました。
そして後日・・・一通のメールが届きました。
どうやらあれから、やっぱりアルバイト・パートというよりも採用するなら
正社員として考えたいと思われたようで、社内の様々な部署で正社員で空きが作れるかどうか掛け合ってくださったようです。
でも、タイミング的に正社員としての採用は難しいとのことで、
(多分離職率も低いからだと思います。人件費のこともあるでしょうし)
不採用となりました。
結果としては残念だったのですが、私のキャリアを尊重してくださり、
正社員として何とかならないかと尽力してくださったのが、メールの誠実な文書からひしひしと伝わってきました。
勿論私もすぐに、先日の面接とその後のご尽力に感謝します・・・とメールを送りました。
今までわかっているつもりでいましたが、
「職業と働き方の選択」
(年齢的に選択の余地はめちゃくちゃ狭いけれど、なんでもいい・どうでもいいにならないこと)
「私から見ている私と、外から見てくださっている私との違いを知ること」
の重要性も、改めてその時に教えてもらった気がします。
あの企業で面接していただける機会を持てて本当に良かった、良い思い出
だな、と今でも感謝の気持ちでいっぱいです。