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【日記】"合格"という響きのなんと嬉しいことか

1.はじめに

 タイトルが全てと言っても過言ではないのですが、先日の日記にて大型特殊免許を受験中だと綴りました。
 この度、そちらに合格しましたのでご報告致します。

1.はじめに
2.合格まで
3.大人になって聞く"合格"
4.おわりに

2.合格まで

 前回の雪辱を晴らすため、2回目の受験日を迎えました。1回目から1ヶ月も焦らされての受験になります。
 私の課題は後方確認と、右折時にセンターラインに寄ること、あと徐行の標識を見落とさないことでした。
 前回受験後のアドバイスをきっちりスマホのメモ帳に記録しておいたので、それを復習し、前日に再度ホイールローダーをレンタルして練習し、早朝に起きて確認事項を勉強用のノートにまとめました。

『絶対に大丈夫だ』

 そう胸の中で反復させて、自信を高めて試験場に向かいました。
 さあ受験だ、そう意気込んでいましたが、こういう時に限って受験者が多く、さらに試験管の人手不足で順番がどんどんと後ろ倒しになってしまいます。8時に試験場に到着していたのですが、あろうことか午後からだということに。
 まあそんなこともあるか。と、昼食を済ませ、午後の試験時間が訪れます。
 午後の1人目が私の順番でした。

 しかしやはり緊張してしまうもので、おどおどしてしまいます。唯一の救いは試験管が気の良さそうな方で、前回の指摘事項からアドバイスをしてくれたことでした。
 そしていざ、試験。
 とにかく後方確認、左右確認、巻き込み確認には気をつけるように心がけ、無事に一周できました。一周できた安堵感と合格できたのかという不安感で、停車方法を一瞬忘れてしまいましたが、エンジンを切りバケットを降ろすと、
『はい、じゃあ合格ね』

 よかったー!!ありがとうございます!!
 と叫びそうでしたが、控えめに感謝をしてホイールローダーを降車しました。

3.大人になって聞く"合格"

 この日記を書こうと思ったのは単純に前回受験したという記事を書いたのだから、合格したら報告せねばという理由だけではありません。

 合格と言われたことが想像以上に嬉しかったことを伝えたいのです。
 資格試験などを頻繁に受けているような方でなければ、社会人になってから合格という言葉を自分にかけられることはほぼ無いと言ってもいいのではないでしょうか。
 私が最後に合格と言われたのは、学生のときの最後の学年末試験で、この単位がないと留年確定という科目のテストの結果をテスト返却前に直接教授に聞きに行ったとき以来です。

 社会人になると仕事の出来栄えなどの相対的な評価は得ることができますが、絶対的な基準のもとに合格を与えられることはなくなります。
 それは他人と比較して得るひとつの快感である一方で、きっと他の誰かは低い評価を受けることになっているのだと思います。
 『基準のある試験に合格すること』は単純ですし、努力をすれば誰にでも届く評価で、他人と比較されているわけではありません。
 きっとそれがシンプルな嬉しさや喜びに繋がったのだろうと私は今回の試験で考えることができました。

4.おわりに

 『たかが運転免許を取得しただけでどんだけ舞い上がってるんだ』
 と思われても仕方ないと思いますが、嬉しいことを嬉しいと言えることは、私のなかではけっこう大事なことだと考えています。

 素直に喜ぶ、素直に悲しむ。
 人間らしくて、良いことだと思いませんか。
 私は息子にもそういう人間に育って欲しいと願っています。

 私が今回の試験のために何を努力したかと言われれば特にないのですが、『がんばれば良い結果を得られる』という快感を得るために資格マニアのような人たちがいるのかもなあ。そんなふうに考えた1日なのでした。


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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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