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Cherish1:セクションタイトルの理由とLeon国際フレンド詐欺なのに?

はじめに

 Rinです。昨年の秋から冬にかけて、暗号資産を騙る振り込め詐欺にあってしまいました。5000kmと1時間の距離のある舞台です。

 相手は、30代後半のシンガポール人実業家Leonです。中国の歴史を継いでいる人です。国際フレンド詐欺に類するものだと思いますが、インスタグラム(IG)のメッセージを使った仕事の話から発展し、詐取されました。その手口はScamセクションで具体的に書いていきますが、このCherishセクションでは、Leonの美意識や、彼から学んだことを書いていきます。詐欺師から何を学ぶんだ!とお叱りが飛びそうですが、人生どんなものにも無駄はありません。被害額が大きく、リカバリーをするのも大変で、本当に痛い勉強だと思います。しかし、ここに記してまとめることで、他の詐欺師と違うLeonの振る舞いから詐欺を見抜けなかった理由を見つけ出し、そして、彼の独特の美意識や知識から学んだことを大切にしていたいと思います。こんな詐欺師もいるのか、と感じていただければ良いと思います。

 今回はCherishセクションの最初ですから、きっかけ(詐欺の入り口)とLeonの全体像を描いていきたいと思います。LeonのI Gの写真は美しいものが多いのですが、プライバシーを配慮して、そのまま使うことはせず、加工をする他、Leonが気に入っていたバニー人形をLeonの代わりに登場させています。個人的に受け取った写真も後の回で活用することにします。もちろん、名前も変更しています。ですから、Leonの名前やIDで検索をしないでください。
 
心苦しいのですが、有料としています。その分、ヒントがあって、読み応えのあるものにしています、これからどうぞよろしくお願いします。

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