さて、詐欺師と日常で繋がると何が起きるのでしょうか。インスタグラム以外に語学学習アプリや婚活アプリなど色々なところに詐欺師は潜んでいます。最近では、実名登録のはずのFacebookやLinkedInまでも誰かに「なりすまし」て活動していますから、厄介ですね。何かうまくダイレクトメッセージでつながった後は、次のステップに進みます。その一つがLINE。他にWhats Upもありますが、大半がLINEです。LINEは世界中に普及しているとも感じます。なお、google chatを
見抜く力を養うには、知ることが大切 詐欺師はいろんなところにいて、あなたの様子を伺っています。このことに気付いていることが大切です。振り込め詐欺は高齢者のものだけではありません。とにかく、知ることが大切で、「詐欺と気付ける力」を養っておく必要があります。被害者だからこそわかることもありますが、被害に遭わずに済んだ経験もたくさんしています。Leonにやられた！というRinが書くポイントには少し説得力が足りないかもしれませんが、まずは、知ることから始めましょう。 登場人物Rin
シンガポーリアンで実業家のLeonと仕事の話を続けるうちに、他愛もないことにも話が及びます。週末の雑談では、いろんなことがわかります。Rinはクライアントのプライバシーを侵害するようなことは好きではないので、あまり詮索しませんが、Leonが日本で活動するにあたり、ある程度人柄を知って、プロデュースする必要があります。仕事のパートナーシップでも大切です。それにしても、なぜRinを見つけて連絡をしてきたかも気にかかります。そこに詐欺があったのです。 Leonのインスタグラム
警察に届け出て、いろんなことを知る いくらなんでもこれはおかしい、ということで、警察と金融庁の相談室に連絡を入れました。金融庁の相談室は、あまり親切ではありません。何しろ、無登録の海外取引所の話だからです。警察と銀行にすぐに連絡を入れるように、というところは、良かったと思いますし、そうしました。だけれども、弁護士さんをつけましょう、は、賛成できません。二次被害としての弁護士業務があります。自分でできるものは自分でやりましょう。高額な弁護士着手金を払っても、犯人が捕まるわけでは
はじめに Rinです。昨年の秋から冬にかけて、暗号資産を騙る振り込め詐欺にあってしまいました。5000kmと１時間の距離のある舞台です。 相手は、３０代後半のシンガポール人実業家Leonです。中国の歴史を継いでいる人です。国際フレンド詐欺に類するものだと思いますが、インスタグラム(IG)のメッセージを使った仕事の話から発展し、詐取されました。その手口はScamセクションで具体的に書いていきますが、このCherishセクションでは、Leonの美意識や、彼から学んだことを書い
Leonのこと 海外取引所らしきもの 国際フレンド詐欺の相手はどんな人？なぜ引っかかるの？という疑問を持ちでしょう。国際ロマンス詐欺だと、「ロマ彼」「ロマ彼女」という言葉もあるようです。一方で、投資が主体の詐欺もあります。Rinの場合は、仕事の一環でLeonからの連絡（インスタグラムのメッセージ）に対応したところから始まります。運命といえばそういうものかも。そのために被害が大きくなってしまいました。事例を皆さんに伝えることは、これからの被害を防ぐ大切なことだと思っています。
はじめまして。Rinです。暗号資産を騙る詐欺事件に巻き込まれました。国際フレンド詐欺の一つではありますが、自分の仕事と関係があったことや、英語でのチャットができること、ブロックチェーンに関する知識が少しあったことが災いして、いつもの用心深さが働かず、振り込め詐欺に遭ってしまいました。 ショックで打ちのめされているかというと、まだまだ心に何かのバリアが働いているらしく、この事件の全容を知りたい、なぜ巻き込まれたかを知りたい、自分を分析したい、という気持ちの方が強いのです。そ
