【Chapter2】本当に否定すべき2つのこと/Part2
5回目の今回は、本当に否定すべき2つのことの2つ目について述べていきます。今回否定することは、一部の人たちにとっては非常につまらない内容になってしまうかもしれません。しかし、内容を理解できれば、納得できるものになるかもしれません。
Part2:期待の暴走は失望に直結する
前回のPart1では、デジタル社会において「字なんか書けなくても良い」ということへの否定について述べました。
今回は、「インターネット社会における”過剰な期待”に対する否定」について述べていきます。
まず、いつものように言葉の意味に触れます。
※【憧れ】とは・・・「理想とする物事や人物に強く心を惹かれること」の意。 自分が理想とする生活や、理想的な人物などを、たまらなく恋しく思うこと。
※【期待】とは・・・あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。
この言葉、「憧れは理解から最も遠い感情」は、アニメBLEACHに出てくるキャラクター、藍染惣右介(あいぜんそうすけ)のセリフ。
理解から最も遠い感情、つまり憧れとは「幻想でしかない」ということを意味しています。憧れているうちは、対象の人物の隠れた部分、憎悪や復讐心、苦悩や葛藤といったことへの理解は極めて乏しいのです。
憧れに似て非なるもの、期待もまた同様に、未来に対する根拠のない希望的観測で、思い通りになることをただ待つことを意味します。
インターネット社会が始まって以来、出会い系サイト、懸賞サイト、株やFXなどのサイトが腐るほど蔓延し、人間の弱みに付け込んだ詐欺が横行し続けています。ネットビジネスや情報商材もその一つで、今やオンラインサロンまでも詐欺の道具に使われるようになりました。
よく理解もできていない状態で入口の広い罠に、面白半分や軽い気持ちで手を出して痛い目に遭った人たちは少なくないでしょう。
儲かりますよと謳う情報商材に60万の先払いに対してなぜ怪しいと思わないのか、この疑念を晴らして騙すテクニックがきっとあるのかもしれませんが、常識的に考えればそんなおかしな話はないと気付けます。
ところが、ほんのわずかでも「自分も儲けられるかもしれない」「借金返済できるかもしれない」と思ってしまったら最後、何も残らずにただ金だけ持っていかれて後で絶望するのです。
先に少し金を与えて後から莫大な額を請求する詐欺もあるので、入口が広い時こそ身構える必要があるように思います。
暴飲暴食をした結果デブになった人にデブと言ってキレられたことはありますか?(・∀・)仮に、あなたがそのデブから「好きでこんなふうに太ったわけじゃない」と言われました。あなたはどう思いますか?
結局のところ、食文化もグローバル化した現代社会において、太ってしまった人たちは被害者なんですよね。早い旨い安い庶民向けのジャンクフードは、とにかく太りやすいものばかりです。
発がん性物質を多く含んでいるフライドポテト、好きな人は毎日のようにマックやモスに通って食べています。彼らはわかっていて食べています。ですから、デブになろうとガンになろうときっと後悔はしないでしょう。
・・・本当に後悔しないのでしょうか??
彼らの中には、カッコいい俳優や女優など、有名なタレントへ憧れを抱いている人たちもいるでしょうけれども、実態はジャンクフードに貪り付く食習慣から抜け出せない状態です。
「自分もあの人みたいにカッコよくなりたい、美しくなりたい、可愛くなりたい」などと心の中では憧れているのです。最初のうちは太り始めた自分を鏡で見てガッカリしていたのが、日を追うごとに何とも思わなくなってしまい、懲りずにジャンクフードを食い漁る生活を続けてしまいます。
本当に理解したのであれば、憧れるよりも先に食生活の改善をするために動くでしょうし、運動することも始めるでしょうけれども、そうそう長続きはしません。それほどに、ジャンクフードの依存性は強いのです。
今度は、なかなかダイエットができずにいる人たちをターゲットに健康食品やらダイエット食品やらを売り付ける輩が現れますね?ネット上のレビューを見て、「コレ良さそう」と思って購入するも効果なし、といったことも往々にしてあることでしょう。
太りやすい食社会にしておきながら、体脂肪率がどうの、中性脂肪率がどうのと健康診断で言われ、痩せなきゃとダイエットを頑張る人たちみんなカモにされているのです。養分です。家畜です。あーなんてかわいそうに(・∀・)
太って良いことは一つもないですよね。長らく続くデフレ不景気でどうして太れるのか、それは早い旨い安いのジャンクフードが原因でしょう。憧れる前に、ジャンクフードを絶つだけで、3カ月もすれば体質改善できます。
そのたった三か月もガマンできない人は、無理して痩せようとしないことですね。ダイエットするぞー!と息巻いて始めても、途中でから揚げだポテトだとつまみ食いするんじゃ効果は期待できませんからね。
そう、「期待」というのはそもそもそれに足るプロセスを踏んだ結果するものであって、何もしていないのにただ期待するのは、激しくおこがましい限りでしょう。
自身の身体を研究して知り尽くすくらいやらないと、口先だけで終わってしまうのがダイエットであり、食生活改善です。暴飲暴食しておいて太ったのにデブと言われてキレるのは筋違いというものです。
太っているだけで言葉の説得力がなくなります。でも、痩せたいからって健康食品にしがみ付いてカモられるのは違います。死ぬほど苦労して痩せないからリバウンドするんですよね。かわいしゃーっすねぇー(・∀・)
ストレスのせいにしてやけ食いした結果太ったのは、誰のせいでしょうね。これはまた別の問題のような気もしますが、いくら食ったってストレス解消にはなりません。ただ太るだけです。
憧れも期待も、何もする気のない人間には何の意味もありません。それらを目標設定して目指すのであれば、そこから初めて理解に近づいていくのです。
憧れが理解から最も遠い感情なのは、具体的なイメージができていないからにほかならないのです。痩せるためにはどうすればいいか、これに具体性を持たせるには、合理的に考え、やる事をやるしかないのです。
ダイエットに成功したら、今度は太らないように合理的に考え、やる事をやるのです。
「自分もこうなりたい」と心の底から思うのなら、毎日鏡を見て、変化を見続けることです。体重の数値だけではなく、表情や胴体、手足の筋肉、全ての変化を見続けることです。
人間、やっても変化を感じられなかったり結果が出なかったりすれば必ずどこかで諦めます。気合いや根性の問題もあるかもしれませんが、大抵は手段や方法が間違っていると考えるほうがいいでしょう。
楽して痩せようと思うなって話です。楽して金を得ようと思うなって話です。楽して何かを得ようとする人たちがネット上でカモられるのです。「カモるほうが悪い!!」と訴えても、そういう輩は必ず存在し続けます。
好き放題に飲み食いして太った結果、太っていることがコンプレックスだと言う人がいますが、それはコンプレックスではなく、ただの怠慢です。他人からどう言われようと、自分がどうしたいかを優先して生活すれば、デブと言われても腹が立たなくなるでしょう(・∀・)
そうやって切り替えができる人から理想の自分に近づいていくような気がしますけどね、ボクは。失礼を承知でもう一度言います。デブはデブです。これをどう捉えるかはあなた次第です。かわいいデブもいますけれども、大抵は似たような顔になりますからね。個性を大事にしてくださいね。
※めちゃくちゃ毒を吐いているような内容ですが、健康は大事ですからね、頑張って痩せましょうね。個人的に、ボクは怠惰によるデブを拒絶します。何かのせいにすればみんなデブになりますよね。満腹中枢がイカレる前にちゃんとしましょう。
次回、Chapter3もお楽しみに!(・∀・)
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