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エナジードリンクを必要としない生活のために 〜デジタル化でみんなで楽に業務改善する方法をさがす〜
これは、「エナドリに生かされている」とあるスーパーの社員が、業務をデジタル化することによって、エナドリを捨てるまでの話…
なぜエナドリを飲んでいるのか・・・
この記事を読んでくれたそこのあなた、ありがとうございます。
最近どこでお買い物されてますか?
コンビニですか? ドラッグストアですか? スーパーですか?
こんにちは。
とある北国のスーパーマーケットで社員として働く、ゆいと申します。
大体10時から22時まで仕事して、家に帰ってきたら日を跨ぎそうになっていることの方が多い生活を送っています。(帰るなりゴロゴロしながらNetflix見ながら寝落ちしています。)
普段は、非生鮮食品(いわゆるグロサリー商品)の売り場で、商品の陳列や在庫管理、レジ打ち、パートさんたちの労務管理、売り上げなどの数値管理などを任されています。
どれもひとつひとつは簡単な作業かもしれませんが、こまごまと業務が増えては減らず、仕事に追われてひぃひぃしております。
おかげでエナジードリンクが手放せません。
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黒船来航! デジタルツールの導入のはじまりはじまり〜
最近、POPが電子化されてかなり作業の負担が減りました。
こんな感じで売価が出るの面白い
— ゆい (@YUI447486742018) May 20, 2024
電子棚札 pic.twitter.com/Y2OhvNAz63
この電子化による恩恵はいかほどかといいますと、こんな感じです。↓
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10年以上もの間、POPの作成という仕事に縛られていたパートさんたちから「楽になった!」という声を聞くようになり、売り場のメンテナンスなど他の作業に力を入れることができるようになりました。
デジタルツールが大きく作業を改善した様を目にして、この調子で他の業務も機械がサポートしてくれるようになったら、みんな楽になるのになぁ〜!!
デジタル化して、みんなで楽しよう。「脱・エナドリ令」。
……と、思ったのでまずは自分の抱えている悩みや課題をデジタルで解決するための方法を知るべく、ちょっとデジタルの勉強をしてみようかなと思ってこの世界に飛び込んできました。
私の最終目標は、「デジタルを業務に組み込むこと」だけではなく、「みんなが楽になること」です。
加えて、「エナジードリンクを飲まなくなる」ことです。
この「みんな」とは、お店のために働いてくれている従業員のみんなであり、そこに社員もパートもないと思っております。私を含め、パートさんみんなもエナジードリンクを必要としなくなるようになるまで、業務改善をしてみようと思ったのです。
パートさんのみんなが大事だと思ったきっかけ
ベテランパートのA子さんと、期待の新人Bさんとの出会い
私が働いているスーパーという職場は、案外チームプレーが多く、パートさんなしでは回りません。しかも社員は短くて1年、長くて5年程度で転勤が発生するのでずっと同じお店で働いているパートさんがいないと成り立たない環境です。
約1年半前に転勤してきた私をサポートしてくれているのは、勤続15年以上のベテランパートさん、A子さん。仕事をしながら4人の子育てをしているパワフルな女性です。
売り場作りの腕前は抜群ですが、パソコンとは少し疎遠。POPを作るのに30分〜1時間かかることもありました。POPの電子化の恩恵をかなり受け、「すごく楽になりました!!」と喜んでいます。
A子さんがいなければ、今でも業務に支障が出てしまいます。うっかりミスしがちな私を支えてくれる大切なパートさんです。
機械にちょっと疎い彼女の業務を、少しでも楽にしてあげたいなと思います。
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また、最近、私の部署に新人が入ってきました。身長180cm超えの関西弁ボーイ、Bさんです。まだ入ってきて2~3ヶ月のルーキーですが、仕事の吸収は早いです。
初めて売り場作りを任せた時、指示書を読みながら自分なりに解釈して、「これはこういうことですか?」と質問しながら、自分で考えて売り場を作ってくれました。まだ若いのもあって、端末の使い方はほぼ一発で覚えて使いこなします。アナログな作業よりも飲み込みが早いかもしれません。
彼を1人前にするために、デジタルを活用できないかな? と考えているところです。
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パートさんから見た私
「真面目に働きすぎですよ」「もっと仕事を振っていいんですよ」とA子さんは積極的に声をかけてくれます。着任したばかりの頃の戸惑ってばかりだった私を知っているので、とても心強いです。
私は、A子さん的にはほぼ娘と同じくらいの年頃らしく、ちょっと無理してでも頑張ろうとする人のイメージがあるみたいです。
パートさんに楽させてあげたいとおもう気持ちが先行しすぎて、パートさんに気を遣われてしまってました。深く反省したのを覚えています。
もっとチームプレイを意識しようと思ったのは、このお店に来てからです。
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デジタル化は業務改善の夢をみせてくれるか?
デジタル化の波、このビッグウェーブに乗るしかない!
先日、本部がAIを使った業務効率化に乗り出したと聞きました。
私も、みんなで楽をするために、AIで何とかできないかなと思っています。
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在庫管理や発注業務の効率化はもちろん、よく聞かれる「給与明細を見るためのパスワードを忘れてしまった」「新人さんに業務を教えたいけどマニュアルはどこ?」など、些細な質問への自動応答botなどを作れたりしないかなと考えています。
また、シフト作成や提出物の管理など、どんな職場でもあると便利なシステムをAIで作れたらすごく便利になるんじゃないかと。
既存のものではうまくいかなかった部分を精査して、自分たちの使いやすいようにしていく、それだけでも業務改善に繋がると感じています。
とはいえ、いきなりデジタル化を進めても、現場についていけない人もいるはず。
スマホを家に忘れるくらいデジタルに疎いA子さんでも、教えたら触ってみてくれるので、誰でも簡単に使えるシステムを作ることを目指したいと思います。
そのためにも、A子さんやBさんなど、実際に現場で働いている人の声に耳を傾けることが大切。
本当に楽できるシステムを作れるように、彼女たちと日々コミュニケーションをとっていきたいです。
こうしてスーパーの業務効率化に挑むことに・・・
上記までで述べたように、私がデジタル化に興味を持ったのは、この業務量の多さゆえに、自分だけでなくパートさんも残業になりがちだったため、「残業なんてせず、みんなで楽をして仕事を終わらせたいな」と思ったからです。
そして、それを叶えるための手段として「AIを導入して作業を自動化できれば、もっと楽になるのではないか」そう思ったのがきっかけです。
社内報でデジタル化を推進する動きを知り、自分もその輪に加わって、パートさんたちも一緒にラクできるような環境を作りたいと思いました。
業務を軽くするために、デジタルの力を借りる。そんな働き方改革を、私から始めてみようと思うのです。
まだまだ勉強中の身ですが、みんなで知恵を出し合って、デジタルの可能性を探っていきたいと思います。
そんな思いを胸に、これから勉強を始めます!
脱、エナジードリンク!
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追記
2024.05.21
★親愛なる友人等に意思表明もこめて読んでもらったところ、アドバイスをいくつかもらったので、一部表現を変更しました。
★特に画像がなくて文字だらけだったのがすごく気になったみたいだったので画像を増やしております。