3月コラムニスト「Yuko Chanさん」インタビューLIVE
こんにちは。4thplaceコラム編集長の池尻浩子(通称:ろこさん)です。3月になり、私の近所の公園では桜が咲き始めました。少しずつ春の陽気も見え始め、お散歩するにも心地よくなってきましたね。
ちょっとしたコツを掴むだけで、健康的にも美容的にも効果抜群なウォーキング。そんな明日からすぐ活用できる、お得なお話も聞かせていただきながら、3月コラムニストYuko Chanさんにインタビューをさせていただきました!日本で唯一の「ミスユニバース」と「ミセスシンガポール」2冠を獲得され、今はシンガポール在住で、ワーキングママとして現役でモデルとしてもご活躍されているyukoさんの魅力にせまります!
▶yukoさんご紹介
ろこ:yukoさんからお簡単な自己紹介を伺ってもよろしいですか?
Yukoさん:はい、今ご紹介いただきましたYuko Chanと申します。シンガポール人の夫と結婚して、シンガポールに移住して9年目になります。もともとは東京出身で、今こちらで7歳になる娘を育てています。
今は、モデルの仕事と、お家でもウォーキングの教室を始めたり、それ以外にも整理整頓コンサルタント、日本で言うと”こんまりさん”のような事業を始めたり、シンガポールのお土産のブランドを立ち上げたり、娘が幼稚園(日本だと小学生)が入ったのをきっかけに少しずつ自分の好きなことや、やりたいことを起業し始めたところです。
ろこ:4thplaceに入ったきっかけは何だったのですか?
Yukoさん:前回、コラムを書かれていた東京都議会議員の森澤恭子さんのご紹介だったんです。(恭子さんコラムはこちらから)恭子さんがシンガポールに住まれていた時に出会い、恭子さんが帰国されてからも仲良くさせていただいていました。そこから、4thplace発起人である加奈子さんをご紹介してもらったことがきっかけです。
4thplaceのコンセプトも大好きだし、無料なのに、このクオリティの高さ!素晴らしいコンテンツが揃っていて、皆さん子供のために有志でされている。しかも、4thplace立ち上げの頃に、加奈子さんとインスタライブでインタビューをさせていただいた時に、お子様の成長に合わせてオンラインサロンを幾度と作ってきたご経験を伺ったり、今回のコミュニティも、「組織を大きくすることが目的ではなく、参加している一人一人が携われるように」という想いを実現されているのがすごいなと思っています。
▶︎大切にしている子育て
ろこ:yukoさんが子育てをされていく中で、大切にされていることはありますか?
Yukoさん:私は皆が高校に通っている頃からフルタイムで働き始めたようなところがあったので、自分の人生に働くことが当たり前にありました。子供ができて、仕事を辞めるという発想はなかったけれど、いざ子供を授かった時に、理想の子育てを考えてみると、自分の母親でした。
母親は専業主婦だったのですが、子供目線でいくと家に帰ったら、「おかえり」と娘を迎え入れてくれるのが当たり前で、寝る時はそばにいてくれるのが当たり前で、自分が心地よかったことは娘にもしたいなと思いました。
もちろん皆さん色々な環境があるので、働くママだからこそ伝えられることもあると思うのですが、私は母が早くに亡くなっているので、夫の理解もあり、娘が小さいうちはしばらくは専業主婦になろうと思ったんですよね。
子育てで大切にしてることがあるとしたら、自分がしてもらって嬉しかったことを大切にしたかったんです。私は、母が亡くなってそれが全部なくなってしまったので、家に帰ると誰もいない、誰かが作ったご飯が食べられない、それが当たり前になりました。「そんな思いをさせたくないな」って、その一心でやってきたような気がします。
▶︎娘に見せたい姿
ろこ:今はお子さんにも向き合いつつ、Yukoさん自身が本当に自分のやりたい人生を歩んでらっしゃいますよね。そんな姿をお子さんに見せることが出来るということもすごく大切なことですよね。
Yukoさん:そうなんです!ミセスシンガポールに挑戦しようと思った時も、一番最初に相談したのは娘なんです。プログラムブックのようなものを見てもらって「こういう大会があるんだ」と説明しました。
そこに挑戦するには、3泊4日で合宿があるんです。その間は娘と離れなくてはならない。それは私にも初めてのことで、その時は娘が5歳だったので私の中でも「まだ早いかな」と思っていました。
ただ、何日かして娘から「私、考えた、頑張る。やった方がいいよ」と突然言われたんです。「何で?」と聞くと「勉強になるよ」と言われたんです。
合宿中は娘も寂しくなる時もあり、何度も電話したこともありました。ただ、私がミセスシンガポールになったことを、友達に嬉しそうに話したり、「将来何になりたいの?」と聞くと、「ママみたいなモデルになりたい」と言ってくれるようになりました。
時間的に寂しい思いをさせことはあるとは思います。ただそれ以上に与えられるものもあるなと思っています。常にバランスは考えますけどね。
▶︎コラムで伝えたいこと
ろこ:今回コラムを事前に拝見させて頂いて、色々な背景があって今のYukoさんがあるのだなと感じています。今回、コラムを書くにあたってのお気持ちを聞かせていただいてもよろしいですか?
Yukoさん:もともと4thplaceのコラムを拝見していて、他の国の子育てをされている方のコラムから私自身勉強になることもありました。そして、シンガポールの子育てのことも提供させてもらい、どなたかの参考になればと思ったのがきっかけです。
シンガポールは、建国60年たたないくらい若い国です。世界中の色々な良いところを取り入れていて、特に日本の良いところを取り入れたと先代の首相も大きく宣言されているほどなんです。
実際、ここで子育てをしていると、昭和の初期のような、私の子供の頃のような古き良き日本を感じるときが多いです。その上で日本に帰国すると、私が子供の時にあったものが失われつつあるなと感じることもあります。
特に子育てに関してはすごく感じます。シンガポールは、「子育てはみんなでするもの」という感覚がすごくあるのです。
日本にいた時は気が付かなかったのですが、一日に何度も「すみません」って言ってました。でも、シンガポールにいると、皆が助けてくれるので一日に何度も「ありがとう」って言っているんです。
本当に日本の昔の子育てなのです。私がすごく好きな映画で「おはよう」という小津安二郎さん監督の映画があります。ご近所のテレビがあるお家に見せてもらいに伺ったり、買い物行く時は「私は醤油何本買ってくるから」とか「私はお野菜買ってくるから」というような皆でシェアをしていたり。昔は当たり前だったけど、今はあまり見られないなという光景がたくさんあります。
シンガポールはいまだにそういうところが残っていて、それは日本の影響でもあるのだと感じています。なので、シンガポールの記事を書くことで、日本で子育てをしているママ達にも、何かヒントになるようなことが書けたらいいなと思っています。
ろこ:まさに、4thplaceが目指す形ですね!
▶︎努力の中でたどり着いたウォーキング
Yukoさん:子供たちには、のびのび育ってほしいし愛に満たされて育ってほしい。そのために大切なのは、いかにママが生き生きと元気で美しくあるかだなと感じています。
専業主婦でも働いているママでも、「私はこうしている」というのを、自分が自信をもって言えることが、子育てで一番大きな影響を与えると思ってます。
私は20年以上モデルの仕事をしていますが、モデルって、すごくガテン系の仕事なんです。本当に体力勝負で、ものすごい肉体労働。その中で健康や体系を維持をするために、色々なダイエットなどを挑戦し、私がいきついたのがウォーキングなんです。
ウォーキングさえ、きちんとしておけば心の健康も保てるし、落ち込んだ時に元気になれます。体系維持にお金をかけたり、特別なことをしなくてもいいんです。
ろこ:ウォーキングをテーマに、今後オンラインサロンも立ち上げる予定があるんですよね?
Yukoさん:そうなんです、もちろんface to faceもいいのですが、世界中の方が手軽に学べる形ががいいなと思っています。今後は、オンラインでチャリティーのファッションショーを開きたいなと思っています!
新宿のアルタのようなスクリーンがあるビルって世界中にあります。そういう所で、世界中の人に参加していただき、放映してみんなが発表できるようにしたい。自分たちが学んできたものが、実は誰かのために なっているというような企画をしたいなと思っています。
お子様にもシニアにも参加していただきたい!その時は4thplaceの皆さんにも助けていただきたいなと思っています。
▶︎生活の中でできるトレーニング
ろこ:私も最近、通勤の一駅を歩く”ウォーキング”を習慣にしているのですが、ただ歩くということではなく、基礎を学んでコツを掴むいうことが大切になりますよね。
Yukoさん:人間は歩くって、教えなくても出来るようになりますよね。生活の機能の一部でもあるんです。移動の手段としての歩くのはそれでいいのですが、ウォーキングを効率のよい運動にするためには、多少ノウハウが必要なんですよね。
水泳もただ泳ぐよりも、一度ちゃんとしたフォームを身につけることで急にタイムが上がったりしますよね。ゴルフもただボールに当てるより、理論が分かると急にスコアが上がったりするように、
スポーツとして効果をだすためには、自分がどれくらいの歩幅で歩いているのか、何センチの足を開いているのか、自分の腕をどれくらいの角度であげているのか、今どこの筋肉を使って歩いているのか、そのようなことを意識するだけで全然違ってきます。
実際、腹筋を毎日30回続けるのは結構大変ですよね。
でも毎日30回続けたら確実に効果がでます。一日に人が歩く歩数は、だいたい女性で平均5000歩強と言われています。
腕は、体重50キロの方で約3キロなんです。足は約10キロと言われています。3キロと10キロのダンベルを上げるって、普段できないと思うのですが、歩いている時は、実は3キロと10キロを動かしているのと同じなんです。一日に6000回も!
なので、自分がちょっとしたスキルを身につけることで、ダンベルを30回やるよりも、もっと効率のよい運動になるのです。最初のコツだけ掴めば、習慣になっていくので、無意識で続けられる一番いい運動だと思っています。
ろこ:一日で歩かないことないですもんね。
Yukoさん:お手洗に行くのに、仮に30歩歩くとしてダンベル30回と一緒ですからね。普段は意識できなくても、駅に行く時だけは意識しよう、キッチンにいる時だけでも意識しようとすればいいと思います。
ジムに行って、ダンベル20回30回やらなくても同じ効果が得られるようになる。時短で元気になれるので、ママ達には本当におすすめです。私が学んだ知識が誰かのお役にたてたらいいなと思っています。
歩き方もそうですが、座り方にもコツがあります。女性は、下着をつけるときに寄せてあげますよね。すると形が整ってくるように、座るときは、上半身の全体重でヒップに負荷をかけている状態なんです。
それが皆さん、お尻をべちゃってつぶして座っている方が多い。
ヒップを寄せてあげて座るだけで、ヒップの形が本当に変わってくるんです!(分かりずらい方は、是非で4thplaceのLIVEをご覧ください)
座るときに少しヒップを持ち上げて座る、それだけなんです。その後は、素晴らしい補正下着をつけているのと同じで、自分の体重で寄せてあげている状態です。
座っている時間が、寄せてあげていると思うだけで、座る時間がお得な感じがしますよね!
生活の中で、無理なく出来ることを少し加えていくだけで、気付いたら健康的になっていたり、ちょっと身体のラインが変わっていたり、そういうのが皆さんの当たり前になったらいいなと思っています。
ママたちって、忙しすぎると、自己嫌悪になってしまうこともあるかと思ういます。「今日は、これができなかった」「今日、自分のために何もできなかった」とか。でも、美容に意識を向けていると、それだけで気持ちが満たせたり自分にご褒美あげれたなと思えるようになる。ちょっとしたことでも今日、美容を意識出来たなという時間も増えたらいいなと思っています。
・プロフィール
Yuko Chan/美元
ママモデル/ウォーキング講師
シンガポール在住
1979年 東京都品川区出身
【WWM Academy 主宰】
ウォーキング/ポージング/所作などを指導
【受賞歴】
2000年 ミスユニバースジャパン
2005年 Model Look 特別賞
2008年 東京国際映画祭 特別賞
2019年 ミセスシンガポール
【何があっても立ち上がる生き方】インスタ/ブログで配信!
・高校中退⇨ 独学で英語を習得
・モデル事務所100回落選⇨世界11カ国でモデル
・芸能事務所18年不合格⇨映画主演
・日本一の悪妻⇨シンガポールで愛され妻
・専業主婦⇨ワーキングママ
【シンガポールのコア情報・美容法・トリリンガル子育て・子連れ旅】YouTubeで配信!
・シンガポール人と国際結婚→移住
・7歳の娘が日/中/英を習得中
・4年で45ヵ国の子連れ旅
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