中国研修 その3
その2の続き。
これから2週間宿泊するホテルに到着して驚愕した。
ホテルがボロボロなのだ。
瓦礫の中に建っている。窓ガラスも割れている。
その日は、もう夜だったこともあり、部屋の鍵をもらい各々就寝となった。
受付では絶対に水を飲むなと忠告され、部屋の鍵と一緒にペットボトルの水を2本渡された。
私は早速シャワーを浴びたが、なんだか水が汚い気がした。
髪も一発でギシギシになった。
歯磨きも水道水を使うのが怖く、もらったばかりのペットボトルの水を使って歯磨きをした。
翌日、ホテルでの朝食だった。
おいしくない。まず料理名どころか食材が何か分からない。
飲み物も常温だ。
料理も飲み物もすべて味がないのだ。
そして同期メンバー全員が集合し、研修場所となる企業に徒歩で向かうことになった。
ホテルから企業までは徒歩で約10分ほどのところだ。
途中大通りを挟むのだが、なんとここには信号がない。
都会ではないため、建物や道路が整備されていたりされていなかったりし、信号もほとんどなかった。
しかし、工業地帯のため車の通りはとても多かった。
4車線ほどの一般道路に多くの車が100キロ以上で通っていく。
なんと、この道路を渡らなくてはいけない。
日本では当たり前の歩行者優先だが、中国では車優先なのだ。
人が横切っても車は全くスピードを落としてくれない。そういう文化なのだ。
引率の上司がまずは渡ったが、私達同期全員はこれは渡れるはずがないと思った。しかし、一人また一人と勇気あるものから渡っていく。
最終的には女子メンバーもキャーと声をあげながら、女子同士手をつなぎ小走りで車の間を通り抜けて渡りきった。
道路を渡ると、引率の上司がアレがこれから2週間通う会社だと言った。
いやいや、黄砂と光化学スモッグで何も見えない。
視界は1メートルほど先しか見えず、霧の中を歩いているようだった。
常にこの視界の悪さというのは本当にストレスで辛かった。
その後しばらく歩き、無事会社に到着した。
まずは会社見学をすることになった。
続く。
=====
「フォロー」「スキ」「コメント」「シェア」よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?