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“鬼太郎研究生”にご宿泊いただきました!(^^)!

先日「ゲゲゲの鬼太郎について研究している」という大学院生にご宿泊いただきました。
予約の時点から非常に丁寧な連絡があり、楽しみたい“想い”が強く伝わってきましたが、実際に真面目で印象の良い人でした。普段の研究もですが、大学の卒業論文も「鬼太郎」で書かれたそうです。

夕方前にご到着されて少し散策し、夕食後に夜間ライトアップをご案内。戻ってからは梨やお菓子を食べながら、うちの資料を2時間くらい閲覧して過ごされました。当日はリピーターさんと2人だけでしたので、ゆっくり会話ができました。

翌日は鬼太郎のシャツを着て、朝から水木しげる記念館へ。半日しか滞在できなかったので郊外を巡るなどはできませんでしたが、それほど旅慣れたタイプではなかったので、充実した時間を過ごせたようです(「大漁丸」さんが混んでいて入れなかったのが残念)。

卒業論文や研究のためのご宿泊は、2年5か月ぶり。
それ以前は毎年、1~2組ほど入っていましたが、コロナ禍になって途切れていた客層でした。また、今まではどちらかと言えば、まちづくりや商店街活性化などを学習されているか、水木しげる先生を取り上げている人が主で「作品やアニメが主体」の人は2人目。貸本作品などにも知識が深い人は初めてで、新鮮で中身の濃い話ができました。
 
うちは、旅を「知る、学ぶ、考える」に重点を置いた案内を行っています。単に「楽しむ」だけでなく「知識を増やして、次の旅に繋げてほしい」と願っています。最も得意とするのは「公共交通機関を賢く使う」ですが、水木しげるロードの案内も歴史や物語、雑学を主にし、そこに“遊び心”取り入れた「コンテンツを楽しんでいただくこと」を大切にしています。
 
「学び」のある人は皆、真面目で好感度も高いので、大歓迎。そんな人に全力で応えていきたいです。
コロナ禍になってから、人の動きは「集団行楽型」が顕著ですが、うちは「目的計画型」の人向け。その一環として、卒論や研究に取り組んだり観光学などに籍を置く人に、うちの膨大な資料を活用していただければと願っています。学生が旅しづらい状況下を打破したので、ぜひ「学び」に来てくださればと願っています。



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