飯のことが年々好きになる。 太る前に内臓が悪くなるタイプのため、自主的に軽めの食事制限をしているので、執着心から余計に飯への感情が増しているのもある。 味がわかるとかではない。 どちらかというと舌バカだし、鼻もきかないし、食通とかグルメを気取りたいわけではなく。そもそもそんなに飯だけにお金を潤沢に注ぎ込めるわけでもないし、値段に関わらずただ食べ物のおいしみを感じるのが好きだ。 高いものは美味しい確率が高いのでもちろん好きだし、サイゼも駄菓子も好きだ。 人と飯
AIの生成するデブは美少女を生成するために学習してきたAIが生成しているとみえて、実にきれいな肌をしている。 なめらかで、もちもちとしていて、毛穴がなさそうで、スクイーズか白玉かという美少女スキンでできている。臭くなさそう。 そういうわけで、以下はおいしいAIデブの架空食レポです。 ■蒸し まず大鍋に湯をたっぷりと沸かす。鍋は直径のなるべく大きいもの。湯をたっぷり。差し湯をすると温度が下がるため。 蒸籠は乾いていたら十分給水させること。蒸し板があると便利で安全。 湯が沸
猫ちゃんが我が家にやって来てから、そろそろ9年が経とうとしている。 彼女はおそらく10歳ごろのはずである。信じられないことではあるが、どうやら猫ちゃんはいつかいなくなってしまうものらしい。そのときのことを考えただけで、わたしはすでに高熱で寝込みそうになってしまうので、実際にそれが起きたときに何が起きるのか想像も難しい。 だがおそらく、自分の性格上、わたしは写真や動画を眺め返し、何かしら猫ちゃんに関する文章を書くに違いない。そして、もっと猫ちゃんの写真や動画を撮り、文章に
実家は大変な山奥にあったので、流行のものには触れられずとも季節の食べ物には非常に富んだ幼少期を過ごしてきた。 涼しい地方だったために旬の訪れは遅かった。桜は4月の半ば過ぎに咲く。5月になるとようやく筍の時期になり、休日に家族で山へ収穫に向かう。 山奥の実家のあたりには「野良着」が現役だ。外で野良仕事をする際に着る、汚れてもいい服のことである。山は過酷だ。野良着には部屋着よりももっと機能性が求められる。当時まだオシャレ路線など皆無だったワークマンが人気であった。ゴム長靴、厚
見取り図など含め、どなたでもご利用ください。 初めてのTRPGシナリオですので、使いにくい部分も多いかと思います。適宜やりやすいようにお任せいたしします。 転載・自作発言はおやめください。 【概要】ここは高齢者施設です。 探索者たちはデイサービスにやってきた利用者になります。 あなた方はまだまだ動ける老人たちなので、介護の必要はありません。談話室に集まってゆったりと過ごしています。 突然の地震が起きて気が付くと、窓の外は赤土の続く荒れ地ばかり。 あなた方は無事デ
2019年10月のことである。 台風でイベントが中止になった我々は、呆然のあまり気象予報をただただ眺めて過ごしていた。 イベント大好きなオタクはたくさんいると思う。わたしもそうだ。特に、自分が新刊を引っ提げてサークル参加できるイベントは、何より楽しい。それだけを楽しみに数か月かけて原稿をするのだから。イベントの楽しみなくして本を作るのは、わたしには相当難しい。 本当は、去年の10月、イベントが中止になった直後にこういう記録を残しておけばよかったのだが、当時のわたし
最新話(2019年5月25日現在)が激アツすぎた、そのことでこの記事を書くことにしました。 ※この記事は殺彼のコミックス未収録分のネタバレを多大に含みます。ネタバレが嫌な方は今すぐコミックス3巻までとweb公開分のお話を読んでからスクロールしてください。 (この記事にアフィリエイトはないので、ここから飛んでもわたしには1円も入らないのでご安心ください) サツジンカレシと殺彼 ファンの方にはもはや当然と言えることだが、殺彼はオリジナル同人誌から商業化されたコンテンツ。そ
大好きなマンガが終わってしまった。 最終回が掲載されたのは5/8。わたしはその日も多大なショックを受けたが、その後もなんだかんだでおまけが続いていたので「おまけ分だけで続巻が出てくれるかもしれない」とか腑抜けたことを考え…… 7/10の更新で『しをちゃんとぼく』のおまけ更新は終了してしまった。 更新されていたおまけは、最終回に合わせて発売した単行本2巻の販売促進のためだったそうだ。わたしが甘えた考えを持っていたせいで、何もしなかったせいで更新が終わってしまった。間違
ヒールのある靴、特にピンヒールに辛酸を舐めさせられる女性を間近で何度も見てきた。これは自分もまたその辛酸を味わってみようという思い付きからの手記である。 腐趣味が高じて、女性と出かける機会が増えた。 これは色っぽい話では全然ない。腐の98%は女性(タイムライン調べ)であるから、必然的に趣味の知り合いと出かけると女性ばかりになってしまう。当初は気後れしていたものの、今となっては面の皮が厚くなり、女子会に紛れ込んでも恥ずかしげもなくなってしまった。 わたしは甘いものと
殺人鬼10人が一同に会するマンガ『殺彼』の1巻が発売した。 少年マンガや映画では敵キャラを好きになりがちな人間としては夢のようなマンガだ。好きなものがたくさん集まっている。トーストの真ん中の部分、生ビールの一口目、ショートケーキのイチゴを食べ放題みたいなものだ。 ザックリ言うと「人並のクソ野郎がうっかり人を殺してしまって、人並みはずれた殺人鬼たちに次々出会うことに、もう大変~!」というストーリーなのだが、あまりにも脳がフンワリした内容に見えるので詳しくは以下。 「付き
君はハンニバル・レクターを知っているか? 言わずと知れた殺人鬼キャラクターの金字塔、カニバリズムといえばこの人。いやもう知らないとか無理なんじゃないかな?知らないでいることのほうが難しいと思う。逆に知らないほうが幸運。これから原作とか映像で知れるから。 で、このキャラクターが死ぬほど魅力的であるということもまた周知の事実だが、そのせいであらゆる映像化されたハンニバル系列の作品が、それぞれの監督による「俺が恋したレクター博士」になってしまっている問題はかなり根深いとわ