【上級編】ゲーム業界海外就職ことはじめ【個別相談サービス付き・有料版】
はじめに
本記事執筆時点の2021年9月、まだコロナは収束せず、以前のように海外に自由に行き来できる、という段階には達していません。
しかし日本のゲーム業界で働く皆様には、そのうち機会があれば海外に出て就職し、自分のスキルや経験を広げたい、と思っておられる方も多いかと思います。
実際各スタジオではすでに積極的に採用がなされており、コロナが落ち着くまではリモートで、落ち着いたら移住を、という形で海外から採用しているところも多くあると耳にします。
以前に連投Tweetした「ゲーム業界海外就職ことはじめ」は多くの方にご反応いただきました。(まとめたnote記事はこちら)
そちらに大まかな転職の流れの枠組みはすでに記述しているのですが、実際に応募のための準備をする、応募する、そして面接やモデリングテストなどのステップを踏むためには多くの心がけた方が良いポイントなどがあります。
そこで今回、「ことはじめ」を発展させ、ゲーム3D背景職の海外就職にターゲットを絞り、非常に実践的に、詳細に解説する「上級編」記事を書くことにしました。(注 もちろん背景だけでなく関連分野ーキャラクターモデラー、コンセプトアートーなどにも共有する部分もあるかと思います)
私自身これまで3か所の海外スタジオで働き、それらで面接も行い候補者の採用可否を判断する立場としても関わってきました。私自身の経験がこういった情報を求めていらっしゃる方のお役に立てれば幸いです。
有料版にした理由
この記事は有料とさせていただきます。
無料で書くか、有料ならどの程度の値段にするかもあれこれ迷ったのですが、
・少数でも本気で海外就職を考えていらっしゃる方に本気で役立つ内容にしたい
・自分の経験を出し惜しみせずお話ししたい
・読者様の個別の状況によりご質問がある場合に対応したい
と考え、ご購入者様にはおおむね解答時間が一時間以内に収まる程度の個別メール等でのご相談の権利も含め、5千円という値段を設定させていただきました。
もちろん性質上、これを読んで面接でこう答えれば受かります、ということがお約束できるものではありません。正解は読者様各自のスキルや経験、それぞれのスタジオのその時求めている人物像やスキルセットによってまちまちかと思います。
ただ、それら求められているものを求人や面接の質問からどう見抜くか、どうやって効率的に自分を売り込むか、面接官に好印象を与えるか、評価する側は何を見ているのか、見ていないのか、というアドバイスは惜しげもなく書いたつもりです。
また、こちらの記事を読んでいただくことで、実際の応募をした時の流れの詳細なリハーサルにもなり、本番での心理的な負担や次はどうなるのだろうという不安も軽減いただけるのではないかと思います。
以下、有料部分の目次と概要です。
■3D背景求人ページを見てみよう
執筆時点で実際に出ていたUBIとEAの背景職求人ページ3つを例に、書かれている内容を一行ずつ見ていき、そこから何が読み取れるのか、あなたのスキル・経験とマッチしていると言えるのか、求人ページ独特の英語表現などの解説も交えながら説明していきます。
■応募ページの見方
求人ページからApplyボタンを押すと、個人情報や履歴書を添付するページに進みます。そこで入力と添付を求められる内容について解説します。
■応募書類の準備
上記応募ページに添付する英文履歴書、カバーレター、ポートフォリオなどの作成のコツなどについて解説します。(一部外部の書き方リンクなど紹介)
履歴書のフォーマットはどうするべき、かっこいいデザインだと我々面接官は注目するのか、といったことから、
とにかく我々にとって最重要なポートフォリオにどういう作品が載っていると好印象か、といったことまで解説します。
■人事からのメール
書類審査にパスした場合の人事からのメールがどういうものか、一次面接の日時設定の流れなどについて。
■面接
日本からの応募の場合おそらくSkype等オンライン面接になるかと思います。
誰が面接官なのか、よく聞かれる質問一覧、質問に答える中でどういう風にあなた自身を売り込むか、といったことなど。
また、面接する側である私とチームが、過去に実際に不合格にした人はどういう点がマイナスに評価されてしまったのか、ということも書いています。
■モデリングテスト
背景職の採用プロセスではしばしばテストー1,2週間程度の期間に課題に従ってデータを作成・提出ーが課されます。
・そもそもどういう課題があるのか、模擬課題を数例提示
・提出物をどう工夫すれば印象が上がるか
・審査する側はどういう点を見ているのか
といったことを実際の経験から書いています。
■二次面接
一次面接、テストを無事パスすれば続いて二次面接が行われることが多いです。一次と重複する部分も多いですが、流れなどざっと解説します。
■採用の通知とその後
面接の後、しばらくすると採用可否の連絡があります。
無事採用された場合のその後の移住、航空券チケット、ビザなどの流れについてざっとご説明します。
また、もし残念ながら採用に至らなかったら、何を反省するべきか、同じ会社に再度応募するのはありか、など私の考えをお知らせします。
■個別のご質問について
読者様の個別の質問などある場合の連絡先について。
なお、どういったことでもなるべく丁寧に知っていることや私の考えなどをお答えするよう努めますが、一部のトピック、例えば、就労ビザに関する質問に関しましては各国の移民法などの専門知識など要求されますのでお答えできかねますことあらかじめご了承ください。
ここから下は有料となります。御興味をお持ちくださればぜひともお買い求めください。
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