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詩人の鐘2 草莽の時代
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「詩人の鐘」は、1990年に発表した12枚目のアルバム『誰がために鐘は鳴る』の収録曲を新たにリメイクした作品で、歌詞の一部を変更している。
オリジナルはこちら👇
1990年は日本のバブル景気最後の年であった
バブル絶頂にあってすでにそのいびつな構造を見抜いていたのはすごいと思う
日本はアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国にまで上り詰めた
これは実体経済がしっかりしており一億総中流意識と呼ばれるほどに経済的には成熟した結果だった
そこに1985年のプラザ合意を契機に急激な円高ドル安が生じ不動産バブルへと向かう流れが生じた
日航123便墜落の翌月のことである
この日航機墜落とプラザ合意の関係を強く疑っていたのが森永卓郎氏だった
それとは別にこの頃の日本の経済的快進撃は米国の脅威となっていたいたのは事実である
CIAは過去にもアメリカの対日戦略に大きく関わってきた。1980年代を通じて、日米間の貿易収支、経常収支の不均衡は一向に改善されなかった。当時、国務長官とCIAは、日本を経済的脅威と見做し、10年という長期間を見据えて、対日戦略を練った。
冷戦終結後まもなくの1990年、アメリカのジェームズ・ベイカー国務長官は、「冷戦中の戦勝国は日本だった。冷戦後も戦勝国にさせてはいけない。」と発言している。
翌91年には、CIAが「JAPAN2000」という戦略案を作成した。制作には、ロチェスター工科大学などの著名な学者たちが関わった。この「JAPAN2000」の戦略目標とは、アメリカが日本からの経済的な脅威にさらされているという認識の下、2000年までに日本を経済的に弱体化させるというものだった。
その後の日本の経済的凋落は、まさにアメリカの思惑通りに展開した。
規制緩和、構造改革、金融ビッグバン、郵政民営化、労働市場自由化、等々、「グローバリズム」と「市場原理」の名の下に、90年代を通じて矢継ぎ早に新政策が日本へと導入されていったが、それらの政策はすべてアメリカの意向の下、アメリカ政府から発行される「年次改革要望書」によって実施されていたことが今では分かっている。
中央情報局(CIA)向けに作成された日本経済に関する報告書草案では、日本を「不道徳で、操作的で、支配的な文化」と表現しており、ロチェスター工科大学は衝撃を受け、同大学の学長はCIAとの関係を断つことになった。
1991年6月5日
CIAの日本経済に関する報告書が研究所で大騒ぎ
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アメリカは決して同盟国ではない
このことは日本人として肝に銘じておくべきである
中国も同じだ
共同体として見れば国際社会において自国民以外に味方はいない
それぞれにぞれぞれの言語や文化、習慣があり社会を構築している
日本人が生きる共同体は基本的に日本しかない
日本では戦後80年であるいま
世界は大きく変容した
イルミナティによる新世界秩序構築は失敗した
そうは言っても悪魔崇拝による人間性の凋落は極みに達している
アメリカはトランプ大統領を中心にして再び共和国を取り戻し神のもとにあるアメリカを復活させていくだろう
自由は神への信仰があって初めて創造性を持つ
トランプ大統領はそれをよくわかっている政治指導者だと感じる
日本はまだアメリカで何が起きているのかわかっていない
トランプ劇場がいつまで続くのかわからないが、粛清された政治家のあとを埋めるのは人々だ
それは日本も同じである
随神の道へ戻るには政(まつりごと)に人々が主体性を持ってかかわる必要がある
共同体とは独立した個が神が創造した理(ことわり)で有機的に連携し全体を成したものだからだ
信仰は個人のものである
道理と言うものは普遍的であるけれども神との関係は個人的なものだ
国家が強制した時点で偽物になる
ロシアは悪魔崇拝を非合法化したけれども、今後宗教警察や風紀役人などをつくらないかが注目される
それは「共産主義」と何ら変わらないものだからだ
赤軍が先祖返りしないか気になるところでもある
だから
中露が組んでるのは日本の責任なのだ
道理が通じるのはロシアであり日露は精神性をもって中国共産党を最終的に感化して終わらせる使命があるだろう
そうなる為には日本人は切磋琢磨しなければならない
いつまでもアメリカ株式会社のポチでは相手にされないのだ
と言うかその「ご主人様」がすでに滅びつつあることに早く気づく必要がある
日本の現指導層は完全に梯子を外される
馬渕睦夫氏も最近草莽崛起と言う言葉を使われるようになった
まさに草莽の時代が来たのである
石破首相が楽しい日本と言って非難轟轟であるが、時代が変わったことをわかった草莽にとっては楽しい時代だと言えるので、あながち間違ってはいない
ただ楽しいと思えるのは既存政治家や現指導層の皆様ではないと言うことは確かである
故に皮肉でもありご愁傷さまなことだ
解放の鐘を鳴らそう
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