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アンテナはコートの外という理屈。(フォアヒット・ボールイン・ボールアウト)

ジュニアバレーボールを始めたお子さんを持つ保護者の方へ、バレーボールの流れを簡単に大雑把に説明します。これを頭に入れてお子さんのバレーボールの練習を見に行くと、お子さんと一緒にバレーボールを楽しめるかもしれません。

試合の時、6人制のジュニアバレーボールはコートに6人の選手が入り、バレーボールをプレーします。スタメンの6人ではない選手・監督・コーチ・マネージャーはコートの外の決められた場所に座ります。保護者は応援席に指定された場所以外に入ることはできません。

みなさんも体育の授業でバレーボールをやったことがあると思います。正直な話、ルールもよくわからないままボールで手が痛くなって終わったんじゃないでしょうか。

アタックナンバーワン世代の方はレシーブ・トス・スパイクがバレーボールの一連の流れと耳なじみがあると思います。

バレーボールは3回以内で相手コートへボールを返すスポーツです。ジュニアバレーボールでは、レシーブ・レシーブ・レシーブになることが往々にしてありますね。3回で返すのがルール。1回で返してもOK。

4回触ると反則で相手に得点が入ります。フォアヒットという反則です。

3回で返して、コートの外に落ちた場合はボールアウトで相手の得点、コートの中に落ちたらボールインでこちらの得点になります。

コートの外の定義は、サイドラインとエンドラインの外側、線の外側がコートの外の床を指します。線の上はコートの内側です。床以外の場所、選手以外の人やポール・椅子などもコートの外。ネットにもアウトがあって、赤白の棒(アンテナ)を含む外側はアウトです。アンテナに当たるとアウト。アンテナの外側のネットに当たってもアウトです。

練習の時は簡易的なネットの張り方をする場合が多いと思います。試合ではアンテナの内側に白い帯をつけます。コートからみて、白い帯→アンテナ→ポールの並びになっています。これにより、白い帯がサイドラインの延長と考えて、白い帯より外側はコートの外と定義しています。だからアンテナにボールが当たるのはアウトになります。

ボールに触れる回数と、コートの内側と外側の定義を大まかに説明しました。ルールを少しずつ覚えていくと、試合を見ていて「審判が急に笛を吹いて相手の得点になった!わけわかんない!」ということが減るかもしれません。ゆっくりとお付き合いください。

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