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538. 聖靈のおしごと

善意と悪意の境界スレっスレを
〝打てば響く〟メンバーでイジり
倒す界隈A(仮名)の井戸端会議の
傍聴をしていると、声が出るほど
爆笑したかと思えば、頭の中が
『?』だらけで首を傾げる場面も
多々ありで、こうした振り幅の
大きい所に自我が魅了されるの
を裏付けるように、この所、
傍観者の数が急増中の先日のこと、
以前よりターゲットとして白羽の
矢が当たったアバターを傷つける
ことを目的としているアバターが
集う部屋に足繁く通うアバターB
(仮名)に対し、アーティストを
生業としているだけにリスクが
高いとして界隈Aの面々は、再三、
自重を促してきたらしい。


【界隈A】

 あんな所に常駐してたら
 アーティストとしての看板に
 傷が付くし、ファンに見限られ
 かねないから問題が発生する
 前に自重し、切れておくべき。

【アバターB】
 ごめんなさい。
 心配かけて申し訳ない。
 行くのやめます。
 関係断ちます。


解決したかと思った数時間後に
問題の部屋で樂しそうにしている
アバターBが目撃され、余計な
お世話であることは承知の上での
行動な界隈Aが「それならば
お好きにどうぞ。」となると、
アバターBは、
「ごめんなさい!もう行きません!」
と堂々巡りが数ヶ月に渡って続い
てきたらしい。

これ、裏でできないものかしら?

と素朴な疑問を持ったけど、実は
裏ではこの数倍もの堂々巡りが
続いていたそうな。(笑)

界隈Aは、アバターBが自分たちに
謝ることが謎で、好きにすれば良い
と言っているにも関わらず許して
ほしい空氣を醸すことに苛立ちを
覚えており、一方、界隈Aの言って
いることが間違いではいかもしれ
ないが、自分には実感がない今
ひとつピンと來ない忠告ゆえに
寄ってたかって頭ごなしに反対され
ていると受け止め息苦しさと苛立ち
を自覚しているものの、無下にする
ことも出來ず、のらりくらりと
やり過ごした結果、双方の苛立ちが
頂点に。

聖靈ぐっじょぶ!

ここでまずフォーカスしたのは、
界隈AがアバターBに対して謎に
思っている点だ。

言い訳がましくアバターBが界隈A
に訴えてる時に差し込まれる映像が
恐れと不安で泣きじゃくっている
小學三年生くらいの子どもの姿は、
アバターBのいわゆるインナー
チャイルドか過去の姿だろうと。
そして、子どもの前には感情的に
なって叱咤する女性は母親だろう。

プロのアーティストとして立派に
成長する過程で、日常的に受けた
ダメ出しにより、自分の価値を
他者に評価させることを許した
ままなことに氣づけていないので、
認められない自分が子どもがBの
中で置き去りになっている部分に
聖靈は氣づかせ、今回の件を
アバターBの癒しの機会にしよう
としているように思えた。

フラストレーションなる圧力は、
本人が意識的・無意識的に押さえ
こんできた手放すべき感情を問答
無用で吐き出させる。
押さえてきた〝質量〟が大きい
ほど吐き出す際の事象は派手‥
というか強烈だ。


【アバターB】

 みんなが好きにすれば良いと
 言ってくれたからそうしたのに
 反対してるのか意味がわからない。
 
【界隈A】
 反対はしてない。
 好きにすれば良いとずっと言っている。
 それについて我々が好意的でないこと
 に不満を示すことが謎。


「好きにすれば良い」という言葉を
中心に両者のベクトルは真逆に伸び
ていることが両者の苛立ちになっている。

【アバターB】
 好きにして良いんでしょ?
 そうしたいから放っておいて。

【界隈A】
 好きにしたら良いでしょ。
 ただし、何があっても自己責任で。


リスク覚悟で良からぬアバターと
樂しくやるならそれで良いけど、
忠告したらくらいだから肯定してる
わけじゃないよ?という界隈Aの
言い分がアバターBには理解でき
ない上に、指示されたことだけを
黙して実行し続けてきたインナー
チャイルドが突き放されたと感じて
不安にかられるから
「言う通りにしてるのに何故怒るの?」
と全方位を取り囲まれ言葉の石ころ
を投げつけられているように感じて
泣き続けている切ない場面から過去
によく似た体験をしていたのを思い
出した。


当時の職場で時々プライベートでも
遊びに行くような関係を築いていた
二人に飲みに誘われて行ってみると、
今でこそネット環境は誰にでも扱わ
れるものとなったけど、当時はまだ
一部の人が文字トークのチャットや
大型掲示板で交流をしている時代で、
心身が疲弊するだけの毎日を直視
したら自分の感覚を全て閉じてしま
わなければ日常をやり過ごせない
ほどしんどかった息抜きとして、
仕事と家事以外の時間の殆どを
チャットに費やしていることへの
心配と忠告の嵐に見舞われた。

側からみるとアタクシのハマり方は、
異常性と不安を覚えるほどらしくて
時々そうした指摘を受けるものの、
ハマるってそういうことじゃないの?
と他人と自分のハマり方の違いが
全くわからず、いや、それは今でも
全くもってわからないのだけれどw、
家族や子どものことを考えているのか?
と二人から諭され、飲み会の目的
を察した。

家のことも仕事も最低限(ココ大事w)
やった上で現実逃避する時間を作って
いることを伝えても「子どもが可哀
想。旦那さんも心配してるだろう。」
の繰り返しで、これは、アタクシが
首を縦に振らない限り終わらない
堂々巡りが続くと悟った時、二人の
言葉の後ろにもう一つ、個々の想い
が乗っていることに氣付いた。

「どんな時でも母親は子どもを
 最優先しなくちゃダメよ。
 だって、お母さんが忙しすぎて
 私、寂しかったもん。
 ずっと我慢してたもん。」

「アンタ子連れ再婚しときながら
 贅沢なんだよ。
 アタシなんか真面目に主婦やっても
 望んだ子どももいなけりゃ他の女に
 旦那取られたってのにさ。」

は? (๑¯ㅁ¯๑)


スピフェーズに入る直前の出來事ゆえ、
スピ的解釈を知らずとも、二人の言葉
がアタクシを通して本当に伝えたい
存在がいることを理解した時〝心配〟
なる言葉が鼻息で飛んでってしまう
ほどに薄っぺらく感じられ、こちらの
言い分を理解してもらおうとする
のを諦め、かといって、首を縦に振る
こともなく、二人との付き合いを断つ
ことを選んだのを思い出した。

この出來事の直後にそうはならな
かったものの、決定的な事象に
よって三人が三人バラバラになった
時、二人と出会った際の第一印象が
こうなる事を教えていたのだと理解した。

第一印象のまま、割り切って職場
内だけで付き合ってりゃ良かった
ものを『第一印象で人を判断して
はいけない』とか『他人と上手く
付き合っていくのがオトナ』なんて
マジョリティにマイノリティが
迎合を試みたことがそもそもの間違い。
間違うことを恐れて大間違いする
という救いようのないコントを
アタクシは人間関係の中でも特に
スピフェーズではチョィチョィ
やらかしている。

・スピの人だから
・同じ學びをしてる人だから
・ネガティブな反応は良くないから

これらの前提にまんまとハマり
修行嫌いが結果、擦り傷だらけの
修行しちゃったって、またコントだわw

界隈AとアバターBの噛み合わない
件は、そうした事象によって双方の
聖靈が氣付きの機会を持ってきている。
予定調和の見本のような事象だ。

聖靈ぐっじょぶ!(2回目)


界隈Aの人々は、心配なる思いの
純度についての自己観察から、
かつての自分をBに投影してる
ことに氣づけりゃ誤認訂正の幸い
だし、アバターBは、まず自分の
氣持ちに正直になり認め、それが
誰に受け入れられずとも、仮に
間違った選択だったとしても言い訳
無用であると腹を括ることが
〝通過儀礼〟となるはずだ。

日常的にダメ出しされ続けた人は
間違うことを異常に恐れるように
なると同時に選択を他者に委ねる
ことに抵抗しないよう矯正されて
いるからアバターBが無責任な
大人に見えてしまうのも仕方ない
のだが、ここに、与えられたモノ
しか与えられないヒトの子ある
あるの〝親子感の呪い〟なる
永遠の悲しみが潜んでいる。

『誰も何も悪くない』という真実
を理解するためのガチ中のガチで
やり合える、親子・きょうだい・
夫婦をイエス兄やんはACIMの中で
〝特別な関係〟と表現しているが、
予定調和な人生という幻に関わる
人々全てが特別な関係と呼んでも
良い氣がしている。


今回は、一見、いい年した人々の
呆れちゃう痴話喧嘩風のやり取り
から過不足無し!な聖靈のサポート
っぷりを垣間見せてもらって思い
出された過去を振り返り、当時の
自分に グッ!👍✨ と言える
機会を貰えたことに感謝して
一件落着とする。

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