「新米」としての生き方 田んぼからビジネスまで
皆さんは、「新米」と聞くと、収穫されたばかりの甘みと香りが特徴のお米を思い浮かべますか?
私は、長野県出身ですが、夏休みが他の県より短く、その代わりに春に田植え休み、秋に稲刈り休みがありました。
とはいえ、父だけが田んぼを持っていた本家に行くことが多かったように記憶しています。
お米はとても有難いものとして、お米を研ぐときも、一粒も流さないようにしたり、鍋を洗う時も一粒残さず拾っていました。
そのように育っておきながら、今はその有難みを忘れかけています。
新米を頂けることに感謝しないといけないですね。
「新米」と言えば、江戸時代、新しい奉公人は新品の前掛けをつけていました。
それは、「新人」であることを示すようなものです。
そして、その「新前掛け」が「新米」という言葉に変わり、初心者を指す言葉として今に伝わったという説もあります。
起業家の私も、ビジネスの世界での「新米」です。新しい前掛けを身にまとって、初めてのビジネスの舞台に足を踏み入れました。
この前掛けが馴染むまで、多くの汗と努力が必要です。
失敗を繰り返し、学び、そして前に進むことで、前掛けは徐々に一体化していき、ある日振り返ったとき、その前掛けがどれほどの汗と涙が染みこんでいたかを思い出し、自分の成長を感じたいと思います。
「新米」のように新鮮で、そして「新しい前掛け」で挑戦をして行きます。
あなたは、どんな挑戦の「前掛け」をしていますか?
今日もお聴きくださり有難うございました。
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