カンブリア宮殿が教える技術とデザインの新しい関係
stand fmパーソナリティー×Kindle出版サポートのサクラです。
皆さんは、節水に興味はありますか?
私は、先日「カンブリア宮殿」で紹介された日本の新しい節水技術に感動しました。
水道の蛇口に取り付けるBubble90というノズルと、メリオールデザインのお皿の開発です。
Bubble90は、水の使用量を最大90%も削減できるのに、洗浄力は変わらないという優れものです。
水が細かい玉となって流れることで効果を発揮するそうです。
水をたくさん使うレストランなどで導入されるようになり、節水に大きく貢献しています。
また、メリオールデザインのお皿の方はナノレベルの凹凸があって、油汚れも水だけで簡単に落とすことができます。
少量の水でお皿がツルツルになるので、災害時にも役立っています。
ここでちょっと昔話ですが、私が会社員だったころ、技術屋さんが光ファイバーを使って作った装飾品を見せてくれたことがあります。
細いプラスチックの線がなぜ光るのか不思議でしたが、それを使って作ったお花のような、そのオブジェを欲しいとは思わなかったんです。
技術屋さんが、これを使って何かできないかと言われていたことを思い出しました。
光ファイバーは海中ケーブルとして使われていて、すごい技術なのですが、何か素晴らしいものが開発されても、それが使われないと意味がないんだな、と感じた瞬間でした。
今回の特集で紹介された製品が特に素晴らしいのは、技術から何が作れるかではなく、まず生活の中のデザインからという発想があったことです。
そうすることで、開発しても埋もれてしまう素晴らしい技術にも光が当たる日が訪れます。日常生活で使いやすい形にすることで、多くの人が手に取りやすく、実際に役立てることができるのです。
あなたは、どんな柔軟な発想をしていますか?
今日もお聴きくださり有り難うございました。
◎1ヶ月「stand fm」スタートアップ支援
◎2ヶ月Kindle自立型出版マスタープログラム