資格試験のドツボ
皆さんは、楽観的ですか?
私は、若いころは陽気で楽観的でした。
それが大人になって、特に40代は悲観的でした。
自分にはこれがないからダメなんだと、欠けているものを悔んだり、それを人のせいにしたり、その先の人生を不安に感じたりしました。
同じような人と会って、同じような悩みを言い合い、皆同じなんだと自分を納得させていました。
今思うと、どうしてそんな風に考えていたんだろうと思いますが、
やることがなかった、暇だったんだと思います。
これじゃあダメだと資格試験に挑戦する。
それもただ資格試験を一生懸命やっている自分はエライ、何もしないダメな自分から離れていられる。
ゴールは試験に合格すること。
やりがいは確かにありました。
そこに向かっている自分のことが好きでした。
でも本当にその試験を受ける意味はあったのだろうか?
試験に合格したと言いたいだけだったんじゃないか?
試験に合格すると自分はどんな未来に変わるのか、私はそこにフォーカスすることが出来ませんでした。
取っただけで満足してしまった資格ばかりです。
悲観的だったあの頃の自分に言いたいです。
あなたは、その資格が本当に必要ですか?