日本の教え「事始め」
皆さんは、お正月に書き初めをされますか?
私が小学生、中学生の頃は書初めは冬休みの宿題でした。
習字をならっていた私は、やる気満々で、ストーブを焚いて部屋を暖め、何枚も練習し書いていたことを思い出します。
最近もあるとは思いますが、その紙の小ささに驚いています。
書初めは日本の伝統的な年中行事のひとつで、元々は宮中で行われていたものが江戸時代に庶民に広がったようです。
元旦に初めて汲んだ水を神棚にお供えし、翌日2日にその水で墨をすり、1年の抱負などを書にしたためます。1月2日は「事始め」と言って、この日に始めるとお稽古事が上達したり、長続きするそうです。
最近字を書くことがめっきり減っているので、字の上達を願って1月2日に書初めをやろうと思います。
さて、なんて書こうか?迷ってしまいます。
日本にはいったいいくつの字があるのでしょうか?
外国の方から日本語は難しいとよく言われます。
話せても文章を書ける人は少ないです。
というのも日本は、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字とたくさんの文字を持っています。
英語であればアルファベット26字、韓国語は24字、ロシア語は33字、などで表記することができるのですが、日本語はひらがな46字、カタカナも46字、常用漢字は文化庁によると2136字あるそうです。
私たちはそれほど多くの字を使い分け書くことができています。
その中から選ぶのですから、大変です。私のモットーは「習慣は人生を創る」です。
字数が多いですが、これを書いて眺めるのもいいかなと思いました。
今日もお聞きくださり有難うございました。
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