表裏一体
私は今、誰かの曲が心に響く。
私は今、ドキュメンタリー番組に感情が揺れる。
私は今、勉強したい、成長したいと思う。
私は今、生きる意味なんてものは考えていない。
「将来の選択肢が広がるから」
親の言葉通り勉強して、姉や周りと同じように高校・大学と進学した。
「あなたしっかりしてる(=めんどくさい)からリーダーやって」
真面目に務めて。親、教師、生徒から嫌われて。
「(いつも一緒に居る友達が休みだから)一緒にご飯食べよ!一緒に授業受けよ!一緒に帰ろ!」
嫌われないように周りに合わせて。
気がついた時には、“自分” なんてどこにも無かった。
生きる意味、存在意義、将来への希望。
なんとなくで生きられる人が羨ましかった。
言葉、曲、ドラマ。何も感じない。
親への感謝も恨みも忘れてしまった。
嬉しい、楽しい、夢、希望。大嫌いだった。
毎日遺書を書き続けた日々 ——————————
私は今、
理解はできる、が、共感ができない。
本当に同一人物なのか、と疑うくらいに。
またいつか、遺書を書く日が来るかもしれない。
でも、完成してしまう前に、誰かに話そうね。
誰かを嫌ってもいいから。間違ってないから。
天井眺めてのんびりしよう。
そして、また、恩送りのために歩き出そうね。
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