スモーキングガン(Smoking gun)を自作した話
ハローハロー。大半の方はじめまして。いるのかどうかわからないけど再訪してくださった方お久しぶりです。
今年の一月ぐらい、Twitterでスモーキングガンを自作する旨を宣言していたのですけど、長い時を経て、やっとつくってみました。
そも、スモーキングガンとはなんぞ?
いわゆる瞬間燻製器です。
参考記事としてはこのへんでしょうか。
スモーキングガンの特徴
🙆 数分でつくれる
🙆 冷燻がつくれる
燻製は通常水分を飛ばした食材でつくらないと、煙のえぐみが食材についてしまいます。が、スモーキングガンは長時間燻さないのでえぐみはつきづらいです。すぐに食べる前提なので、生物(なまもの)を乾燥させなくてもよいです。
冷燻なので、火は通らず、刺身にもいけます。
というわけでほしい気持ちはあったけど、手に入れることをあきらめた
スモーキングガンの存在自体は数年前から認知していました。一番安いものだと、4000円ぐらい。去年のブラックフライデー、サイバーマンデーの頃にやっと買う決心をしたのですけど、ポチろうとした時にはすでに遅く、最安のものが売り切れで、だいたい一万以上のものしかない状態になってしまいました。
さすがに4000円から一万以上に価格がジャンプしてしまったので、そっと見送り、くやしい思いをしたのでした。
でもさ、これってさ、仕組みは理解できているし、ワンチャンDIY可能ですね?
スモーキングガンのしくみ
「チップを燃やしているところがあって、そこからガラスドームまたはラップをしているボールなんかに空気を送りこむなにか」、それがスモーキングガンです。
空気を流し込むのでチップは凄まじい勢いで燃えます。
というわけでせんだちの動画がこちら。
動画だと、卓上クリーナーをつかっていて、チップを置く場所はソケットレンチのソケット部分? あるいはマウスピース? をつけています(英語ヒアリングだめです)。
動画のものはミニマムだし、ホースもついててスモーキングガンに最適のグッズですね。
Amazon.co.jpで似たような卓上クリーナーを探してみたのですけど、いいかんじのものがありませんでした。そのかわり、エアコンプレッサーを見つけたので、それを使うことにしました。
空気を吸って吐ける機械で小型だったらなんでもいいですね!
材料
というわけで買ったものはこんなかんじです。
熱に強い方がよいかなと思ったのでシリコン製です。これなら200度まで耐えれます。
口金は、実際には店舗に行って見て買いました。基準はチップが下に落ちないぐらいの大きさで、ステンレス製。ステンレスの融解温度は高いので、間違いないですね。
総額だと、だいたい1500円いかないぐらいですね。市販のものだと、安いもので4000円、高くてン万なので破格の安さですね。
というわけでつくったもの
机がごじゃっとなっているのはご愛嬌。右手に見えるのは品薄らしい首かけヘッドホンです。周りから音が聴こえるので、本当に映画館に行ったような臨場感が味わえます。たまに音飛びします。ニンテンドースイッチだと干渉しまくってしまい、音飛びしかしません。余談でした。
口金の先端にシリコンチューブをさして空気の吸い込み口まで伸ばしています。シリコンチューブは細すぎるので、隙間をうめるために適当にアルミホイルで巻きました。
使い方は簡単です。
1. 口金にチップをのっける
2. 食材をボールにセットし、シリコンチューブの先をボールにつっこんだ上でラップ等で密閉する。
3. スイッチを入れる(エアフローを作っておかないとチップに火がつかないためです。逆に、スイッチを消すと煙はでなくなります)
4. 点火
煙がとても出るので、部屋の中ではやらないようにしましょう。
実はケースの隙間からも煙が出ることを確認したので、近々養生テープを適当に巻く予定です。
Let's Cooking!
深型のフライパンに食材を乗せ、ラップをした上でフライパンの蓋を乗せます。そこそこ密閉できていいですね。
🙆深型のフライパンさえあれば鍋も作れるし、炒め物もできるし、袋ラーメンもできるので、ぜひ買いましょう。
😖試運転の時は問題なかったのに、いざつくるぞってタイミングでチャッカマン火がつかなくなりました。仕方なく、紙パックを切って、バーナーでそれに火をつけロウソクがわりにするという所業をやりました……。
じゃこの燻製。とてもおいしい。
鳥のたたきonアボカド。醤油とライムジュースをかけて食べるのが自分の定番。今回はそれを燻したかんじです。ちょっと焦げ臭かったのはチップを交換せずにつかいまわしてしまったからですね。反省。
鳥のたたきは自己責任でつくりましょう!
その他、写真はないけど、たらこの燻製もよかったです。
まとめ
かんたんに短期間で燻製できるからスモーキングガンおすすめです!
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