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hapi2022
back to the 勤務医
先日、近隣で病床を持ってる先生に全麻症例でオペしたい場合、ベッドを貸してもらえるかもという事で打ち合わせがありました。
そこそこの規模であるその病院の院長は、先代のお父様から継承された女医さんです。
「ガンのオペをしたら通常これくらいなので、自費でするなら、麻酔代と入院費で最低60万はほしい。」
「手術は午後にしてくれ。」
条件が提示されます。
私のクリニックは規模は小さいですが、一旦ビジネスオーナーとなった身であり、時間や条件を制約される事にかなり抵抗を感じている自分にふと気がつきました。
そしてたまたま昨日発見した勤務医時代の確定申告書は、今の所得の1/9…。
開業して以来、人を雇うストレスや、1日も休めないストレスに嫌気がさしていたのですが、
勤務医時代にはそれはそれでストレスはありました。
ブラックな当直明けそのまま日勤
毎週末監禁のような日当直
理不尽な経営サイド
貢献の割に評価されない
威圧的なベテランナース
当直室でクリスマスや年越し
入院診療計画書、退院サマリ、診断書等の雑務
他科が優先され、うちの科のオペはいつも午後
研修医が当直帯で縫った傷を抜糸させられる
擦り傷があれば全部回される
あれあれ?
思い出したら、そっちの方が嫌かもしれない…
開業医を続けるメリット
経費が使える
MSから妻に給料出せる
ふるさと納税で食費と旅費はほとんど要らない
好きなメンバーと好きな仕事だけできる
時間単価は10倍
そこで私が考えた結論
「週休3日で開業医続けよう」
だって、このままだと土曜日混みすぎてキツいですもん。