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『好きな扉シリーズ』を試みて -全力癖🚪-

昨日、今後書きたいネタをリストにして公開した。

そこで、ありがたいことに、『好きな扉シリーズ』をリクエストしていただいた。

好きな扉をまとめたい!と思ったきっかけは、1週間前の散歩
私が女将をする宿は、いわゆる古民家を利用したもので、当然、ご近所にも築100年くらいの建物がゴロゴロあるのである。

駅までの道すがら、毎日見ても飽きないのだが、
今回のリモートワークで運動不足解消のための散歩ルートを考えていた時に、実は、
"宿から反対方向へ歩いたことがあまりない!"
ということに気が付いた。

無料の駐車場がない駅へ行くとき以外は、だいたい車で移動してしまうので、もちろんよく通っているが、"歩いた"ことはなかった。

●散歩へ繰り出すと…

さて、歩き始めて1分(めっちゃ近所w)、さっそく、大発見があった。

THE日本家屋という感じの長屋が立ち並ぶ中、
徒歩1分くらいのエリアは、そこだけ「玄関扉」が特殊だった。

我が宿も含め、だいたいこの通りの家の玄関は、写真(京都の古民家のフリー素材を引っ張ってきている)のような引き戸スタイルで、ガラス部分が広くて、さらにもう一枚内側の障子が家の中を隠す役割を果たしている。

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ところが、その例のエリアだけは、「開き戸」で、しかも、やたらと主張の激しい扉が多い。

建物自体も他より新し目だが、結構シンプルな作りをしていて、
…玄関だけは、どこかの美術館から盗んできました?
みたいな個性派揃い。

で、コレクション記事で素晴らしさを示したかったのだが、
如何せん人が住んでいるお宅なので、写真をバシャバシャ撮るわけにいかず、困った。

●絵にしよう!

そこで思いついたのが、よし、絵でできるだけ再現しよう、ということ。

生まれてこのかた(1歳は怪しい…)、喪中以外 1年も欠かさず 手描きの年賀状を作っているくらい絵は好きだ。
画材は今は100均クオリティのものしか持っていないのだが、まぁいいかと、思い出しながら描き始めた。

しかし…時間がかかる!

下書きしないので(鉛筆を持っていないw)、
ボールペンで線を描いて、絵の具でパッと塗るだけなので、なんとなくの完成までは10分くらいなのだが、
そこから「質感」とか「ガラスの向こう側の家具の影」とか…
こだわり始めると、なかなか理想に届かず、終われない…。

●全力癖

仕事(女将以外でも)で、
「なんでそんなにコミットできるの?」
「ちゃんと寝てる?」「食べてる?」
と、よく心配される上に、
やりすぎて体がついていかなくなったことも実際あるのだが、
これは、そういう本分なので仕方がない。

もちろんクライアントや仲間のために!とも思っているが、
その他者を思う気持ちの強さはたぶん人並みで、
やりすぎの原因は「癖」だ。

やり始めると、それが何であろうと、のめり込んでしまう。
(※もちろん、自分の意思でやろうと決意したものに限る)

中高生時代の事例を出すと、
・ただの手紙のはずがいつの間にか超絶細かいポップアップカードに…
・バレンタインのチョコを入れるための箱から食べられる素材で作る…
など。
人のためと自己満足が5:5くらいなのだ。

この癖、集中力は養われるし、大概は相手にも感激されるのでいいことづくしなのだが、
それを自覚し始めると、"のめり込む"予想がつくものは、時間の確保できる休日まで「後回し」みたいなマイルールができてしまった。

で、その休日に予定が入ると、はい、来週〜という感じで さらに延期

ゆえに、「スキマ時間」を有効に使える人とかには一生なれないと思う。

一体、世の中ののめり込むタイプの人たちは、どうやって生活しているのか。
今度、同じ匂いを感じる人がいたら聞いてみようと思う。
(それでこれの続編にしようw)

ということで、その描きかけを一旦  見出し画像にてシェアして、正式に記事できる(時間のある)日を気長に待とうと思う。

偽タイトルみたいになってしまった…反省。

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