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陶化交感 澤部渡(スカート)&奇妙礼太郎

@duo MUSIC EXCHANGE
2024.3.12 19:30開演

オールスタンディングと思い込んで行ったら座席ありでほっとする。
開場時刻過ぎてからだけど、ど真ん中後列に座れた。

まずは奇妙礼太郎さん。
初めて生で聴いたけど、やっぱりめちゃくちゃ声がいい。なんというか「ほんとうのことを歌っている」という説得力があるのだ。
だから“産まれたことを悔やむような人生などあり得ない”というストレートなメッセージが心にスッと入ってくる。(『竜の落とし子』)
おでんの歌やギンビスの歌でほっこりしつつ、1部ラストは「いいとも」の歌(笑)“いいトゥモロー”のところ、恥じらいながらちょっと歌った。

澤部さんの第1部はエレキギター。
ギターの音が分厚い!『ストーリー』のギターってこんなふうに鳴らしてたのかと知る。
こんなエレキ弾き語りならやって欲しいなぁと思い浮かべていた『3と33』をやってくれて驚き! 嬉しすぎる!
個人的には『ガール』と並ぶ大好きな曲。

ここで「仲休み」(寄せの演目書きみたいなのにそう書いてた)。
しかし繊細なギターとパワフルなギター、艶のある歌声と伸びやかな歌声、好対照で楽しい。

2部は澤部さんから。今度はアコギ。
今度は歌声がより目立つ感じ。
最後は『静かな夜がいい』を歌い上げて再びバトンタッチ。

1部よりちょっとほぐれた感じ?のある奇妙さん。
『スタンド・バイ・ミー』がいい。
やっぱりこの人は「完全に自分のものにしてしまう自由すぎるカバー」がめちゃくちゃ上手い。
あと、この人は歌い方のせいなのか、歌詞がとても聞き取りやすい。『歌うたいの歌(?)』の歌詞が強くて少し悲しくて好きだった。
“輝きを求めても求めなくても、歌うたいは年をとる“という歌。

そしてやっぱりあった二人のセッション!(「合奏」)
二人に一番緊張感がある笑
最後はまさかのチャゲアス!
二人が代わる代わるチャゲになったり飛鳥になったりしながら『LOVE SONG』を完璧に歌い上げる。二人の声の違った方向性での素晴らしさを、最高の形で聴き比べられた。

帰って『LOVE SONG』聴き直してしまいました。

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