詩「美しいひとよ」
どんなひとであっても、
どんな容姿でも
どんな能力があっても、なくても、
男でも女でも、
全てをもっていても
何ももたなくても
神様のこえがきこえてくるよ
美しいひとよ
さあ立って出ておいでと。
その愛のゆえに
神様は待っておられる
応答する人々を。
その愛のゆえに
十字架でさいだいの犠牲を
払われた主なる神は
今も両手を広げて
あなたを迎えようと
今も待っておられる。
・『私の愛する方は、
私に語りかけて言われます。
「わが愛する者、私の美しいひとよ。
さあ立って、出ておいで。
ご覧、冬は去り、
雨も過ぎて行ったから。
地には花が咲き乱れ、
刈り入れの季節がやって来て、
山鳩の声が、私たちの国中に聞こえる。
いちじくの木は実をならせ、
ぶどうの木は花をつけて香りを放つ。
わが愛する者、私の美しいひとよ。
さあ立って、出ておいで。
岩の裂け目、崖の隠れ場にいる私の鳩よ。
私に顔を見せておくれ。
あなたの声を聞かせておくれ。
あなたの声は心地よく、あなたの顔は愛らしい。」』(旧約聖書雅歌2:10〜14)