詩「今はただ」

まだ若かったころ

大して何も考えず、

適当に

生きてきた

後先もさほど考えずに

生きてきた

何がよくて

何が悪いかより

じぶんの衝動に従って

生きていた。

でもどこかで求めていた。

この世界の真実を

本当の世界の姿を

そして生きる意味というものを

はからずも

出会った

神の言葉は

わたしにおしえてくれたのだ

これが道だ

これに歩めと。

信じてからも

ろくなこと

してこなかったけど、

神の言葉は

私をみすてずに

まっていてくれた。

そして赦してくれた。

いまはただ、

神の言葉に

従ってゆきたい。

時にぶれながら

時にたちどまりながら、

そして感謝しながら

いまはただ、

この道を

歩んでいく。