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詩「削られながら」

ガリガリと

音が聞こえるようだ。

私の人格という彫刻物は

今日も削られている。

日々の中の苦難によって。

苦しみからしか、

良いものは産まれない。

とだれかがいったような

きがしている。

苦しみが只の苦しみでは終わらず

後に向けての希望になる。

そんな風にしんじて、

削られながら、研がれながら、

今日も生きていくのかもしれない。

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