やっぱり本っていいな、という話

こんばんは。

 わたくし今、大学3年生でして、現在進行形で就活をしております。本に関わる仕事がしたいという気持ちが大きくて、出版社を何社か受けていくところです。何で本に関わる仕事がしたいかというと、本が好きだからですね。読書も好きだし、本の装丁も魅力だと思うし、本に書かれる言葉も好きだし、書店という場所も好きだし。本にまつわることが好きで、そこに一番たくさん関われるのが出版社なんだろうと考えております。

 小さい頃から本好きだったように思います。今は年300冊読む!みたいな読書好きではありませんが、本を読んで現実から離れるあの感覚がとても好きなので読書が好きです、と言っています。図書館で小学生にしては分厚くて小さい文字の本を読むのが好きでした。お菓子作りの本(ルルとララだっけ?)みたいなものも好きでした。本の中に広がる世界が好きだったんだろうな。私は感受性豊かな方で、すぐ感情移入をしてしまうタイプなので、本への没入度も人より高いんじゃないかなと思っています。だからこそ読書の現実とは違う世界への誘い、みたいなのが好きだったんだと思います。なんか分厚い本読んでる自分かっこいい、というところもありましたが(流石にハリーポッターとかは読めてない)なんだかんだ本は頑張って読んでいた気がする。
 今は本を買う基準として話題性があるか、好きな作家か、と並ぶくらいに装丁に心惹かれるかを大切にしています。触って、この紙の手触りいいなとか、箔押しされててすごい!とか、そういうことですが、やっぱり工夫されてる本っていいですよね。そこにまで気が配られているというか、大切な言葉を包むものとして意識されている感じがあるからかもしれない。あと、本棚に並べたときにワクワクするのもいい。書店で見た目にときめいて買った本たちを、家の本棚に並べると、家でもそのワクワクを楽しめるのでとても好きです。
 編集者の仕事って、作品を作家先生からいただいて、形にするだけじゃなくて「次こういうの書きませんか?」と声をかけたり、作品の内容についても言及したり、装丁や売り出し方を考えたり、グッズを考えたり、そういうのもあるらしいです。なんて、多様なんだ。めっちゃやりたい。楽しそう。本当に私がやりたいことはこれだって思うんです。でも就職活動って、好き!楽しそう!では、採用してもらえるわけがないんですよね。辛いよ〜〜。私はこんなにこの仕事をやってみたいのに。当然、努力している人なら会社に入っても努力してくれそうだなと見込んで採用するわけですから、気持ちだけではどうにもなりませんよね。うーん。
 自己分析をしていると、このように、私の志望動機って全て自分のためなんですよね。自分のために生きていたい、欲望に忠実なのでそうなってしまうのは仕方ない!人生一度きり、自分のために生きなくてどうする?という感じでもあるのですか、就職活動って、会社のために働けます!という気持ちが大事なんですよね。これだけ貢献できます!御社の利益のために活躍する人間です!というアピールが上手い方が勝ちのゲームですから。ゲームは言い過ぎました、そういう戦いの場なのです。

 自分に自信を無くしてしまう今日この頃ですが、たまには気心知れた友人と遊んでどうでもいいことで爆笑して、息抜きをしたいところです。寒いから、元気なくなっちゃうし、あったかくしてぼんやり生きてみる時間も守って、過ごしていきましょうね。それでは。

おやすみなさい

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