イジゲンと私
50歳を超えると転職に億劫になってしまう。
実際のところ…もうサラリーマンを卒業して自分でとか思ったんだけど、企業家気質ではなくどちらかというと二番手に位置し目標を定め戦略を練る方が好きだと自己判断。まー働かず日々を過ごせればそれはそれでいいのだけど「仮想通貨で天国と地獄」でも書いたように一昨年あたりの私の人生はいわゆる富士急ハイランドの「FUJIYAMA」級の上下動。下流で過ごしていると生活もままならないので…就活をすることに決めた。就活という目標が決まったところで次は戦略。その目的とする就活先が「イジゲン株式会社」だった。テレビの特集でサブスクリプションサービスを取り上げられていたことがきっかけ。以前にも日経ビジネスだっけな雑誌で社名は記憶にあった。面白い企業に手を差し伸べる家入一真氏が関わっていることも興味を抱く一因。新しいことにチャレンジする社風なら面白い提案に乗ってくれるかと折ってチャレンジしてみた。
ちなみにこの段階で求人募集はされてなかったような…。求人もないのに応募したのだから迷惑な話だ。しかも50歳を超えた男が…。
さて作戦開始。
普通に履歴書、業務経歴書を書いて送ったって年齢チェックで即スルーされるはず。テレビマン時代に何百枚と書いた企画提案書…今、誰に、何を、どう伝えるべきかを深く深く考えて作成していた。その頃を思い出し書き込んで削り落としてシェイプアップされた提案書が出来上がった。ポイントは大きく二つ。
①人としての魅力を伝えるため、私の半生を長文で書いた。
➁ビジネス案を二つほど。
面白がってくれたら一回ぐらいは会ってもらえるかと思ったんだけど、現実は厳しい結果に。提案書の中身を見たのか見てないのか、誰が見たのか…なんて思ったりもしたけど、その高いか低いか分からない壁を超えるほどのワクワクさせる企画提案書を出せなかったことが敗北の原因に他ならない。
いつか「セレブと執事と羊飼い」が世に出て認知され、イジゲンのCEOさんとざっくり面白い話でもできたらいいなと思います。
イジゲンは大分市金池町に本社のある会社。東京や福岡、海外だとベトナムに事務所もある。…大分にもこんなことを立ち上げる会社があるんだって正直思った。もっともっと面白いことをやり続けてほしいですね。
一人では何もできない。 「助けて」って言えるともう少し楽に生きれるのに なかなかその一言を口に出せない。 ここでは私の正直な言葉をつづっていきます。 面白いと思ってもらえるだけでも嬉しいですね。