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『離婚は最高のデトックスだ!!』

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運命の人だ!と思っていた人、世界で最強のふたりだと思えていた人。こんな仲良し他にいないって言い合ってたいた人。ずっとずっと隣で笑って、くらだらないことして、新しい世界へ冒険して、…
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#人生の糧

#12-紡ぎ出すということ。小さな火花。

秋ごろから、ぽつりぽつりと小さな爆発が起こり始めた。小さいから、線香花火のようなほんとに…

#11-紡ぎ出すということ。私を豊かにしてくれた時間。

大好きだったあの人は、昇華した。だから、「やり直す」という言葉が当てはまるような事象はも…

#10-紡ぎ出すということ。呼吸。

 大好きだった人。でも、いま思えば、大好き過ぎて、呼吸が合わなかった。いろいろなことに対…

#09-紡ぎ出すということ。陽の当たる世界で。

あれから1か月と2週間くらいたった、ある日、あぁ、あの人は、あの人的に私よりもずっと“よい…

#08-紡ぎ出すということ。2度目の人生のよう。

 「いま人生楽しい?」その人が聞く。 うん、とても。違う人生を2度楽しんでいる気がする。1…

#07-紡ぎ出すということ。少し先の未来。

人は、どんなんであれ、少し先の未来の約束や楽しみや目標や展望がないと元気に生きていけない…

#06-紡ぎ出すということ。神無月。

十月になった。漆黒のピリオドが克明にそして丁寧に打たれたあの日があった九月が、長かったようで、あっという間に過ぎ去ったような九月が終わり、月があらたまった。神無月。その最初の夜、いままで夜になると、眠りにつこうとすると、こころに頭の中に降りてきていた過去の嫌な残像やイメージが、もやもやが、なんかこれまでほど降りてこなくて、その日の夜に申し込んだ絵画教室楽しみだなぁ、どんなものを描こうかなぁ、とかちょっとワクワクしたり、翌日申込む予定の陶芸教室、なに作ろうかな、やっぱり一輪挿し

#05-紡ぎ出すということ。流れに身を。

三十四歳は、ずっとずっと苦しい一人の時間を、日々を、たくさん過ごしてきたけれど、あの日を…

#04-紡ぎ出すということ。五感。

 この季節、秋、も必然。毎晩お風呂上りに、涼みに玄関から庭に出る。晴れている日は綺麗な強…

#03-紡ぎ出すということ。真っ白なキャンバス。

 本当にすべては必然で起きているんだなぁって感じる瞬間が多い。今回の出来事は人生で一番残…

#01-紡ぎ出すということ。はじまり。

台風の影響もすっかり明けて、その小さな島にその島らしい日常の色彩が戻った。と言っても初め…