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最近の記事

真実よりも整合性の高い“虚構”

 最近、虚構推理というアニメにハマっています。  虚構推理とは、シリーズ小説が原作のアニメで、怪異たちの知恵の神となった少女岩永琴子と、不死身の男性桜川九郎の二人を中心にしたミステリ恋愛物語です。    数年前に、アニメ一期を見ていたのですが、二期も現在出ていると知り、一気見してしまいました。  このアニメの主人公、岩永琴子は妖怪から、時には人間から頼られて、妖怪にまつわる問題を解決していきます。  彼女は幼い頃に、妖怪たちに「我らが知恵の神となっていただきたい」と懇願さ

    • 大切なのは『真実に向かおうとする』意思だと思っている

       お久しぶりです。  いえ、六日ぶりと言った方が正確ですね。  最近は、noteの更新ができなくて、すみません。  五日間ほったらかしにした挙句、昨日出した記事が文章読解の回答(しかも、めっちゃ長ったらしいやつ)だったので、もしかしたらガッカリされた方もいるかもしれません。    その方には、改めて謝罪をお伝えいたします。  お気づきかもしれませんが、ずっとルー・タイスの文章読解に挑んでおりました。  あとちょっとで解ける、あとちょっとで解ける、をズルズル繰り返して、ここまで

      • ルー・タイスの文章読解問題への回答

          私の人生はかつて思い描いたものとは、まったく異なるものになっています。あなたの成功も思ったとおりの形では訪れないかもしれません。しかし、将来振り返ったときは、私のように「わからないものだね。今、コーチをしているんだ」と言っているかもしれません。つまり、大きな理想を描くときには、細かい計画をしないほうがいいのです。方法や手段を固定するのも良策とはいえません。結果を思い描き、方法や手段には柔軟性を持たせましょう。(p.295-296  ルー・タイス『アファメーション』)  

        • たとえガラス越しでも、声を聞きたいし、触れ合いたいのです

           昔読んだネット小説を最近ふと思い出しまして、また読み返してみたのですが、これが猛烈に面白かったんです。  過去のわたしにも刺さりましたが、今のわたしにこそ刺さる作品のように思えて、ほんと感謝しかありません。   ありがとうございます。    できたら、あなたとも共有できたら、と思いましたので、紹介させていただきます。    以下より、タイトルとあらすじを引用します。   (引用開始)    クソゲー配信で、大人気Vtuberになってもいいんですかっ!? 作者:端桜了/とま

        真実よりも整合性の高い“虚構”

        • 大切なのは『真実に向かおうとする』意思だと思っている

        • ルー・タイスの文章読解問題への回答

        • たとえガラス越しでも、声を聞きたいし、触れ合いたいのです

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          絶望したって、なにも始まらないんだなあ。大切なのは、そこからなにを得たか

           『チ。』という漫画に登場するキャラクターは、観客の視点から眺めると、死んでしまったり、拷問されたり、と不幸な人生を送り、不幸な最期を迎えるように見えます。  けれど、もしあなたが、当事者の視点に立って読んでみると、どうでしょう?   つまり、そのキャラになり切って読んでみると?  不幸とか幸福を語ること自体がそもそも論外だと感じるように、わたしは推測します。    漫画を読んでいて思うのは、絶望した人を救い上げるのは、希望ではなく、さらなる絶望だということです。  このまま

          絶望したって、なにも始まらないんだなあ。大切なのは、そこからなにを得たか

          ほんの一部を掴むことができれば、すべてを掴んだのと同じ

           文章を書いていて困るのは、定期的に、なにを書けばいいのか、分からなくなることです。  闇の中をひたすら彷徨い歩いているようで、これだと思った光に向かって進んでも、近づけば、砂漠の蜃気楼のように消え失せます。  というと、ちょっと文学的ですので、もっと地に根ざして語ると、あるテーマについて書いてみようとします。すると「なんか違うな」と首を傾げ、また新たなテーマを探すことになるのです。    わたしのような初学者でも、このように、たびたび壁にぶち当たるのですから、無理やり頭を振

          ほんの一部を掴むことができれば、すべてを掴んだのと同じ

          わたしが変われば、世界も変わる。よくも悪くも

           どうも二日ぶりです。  ちょっと友達と旅行していたので、noteの更新ができませんでした。ごめんなさい。    その友達とは中学の頃から仲が良くて、高校を進学し、卒業して、袂を分かってからも、定期的に親交を交わしてきました。  けれど、その友達がこれから遠い場所に赴任するので、当分会える日は来ないだろうと思い、記念に旅行をしてみたのです。    旅行当日、久しぶりにその友達に会ったのですが、わたしは彼に精神的な距離を感じていました。  彼が変わったからではありません。  も

          わたしが変われば、世界も変わる。よくも悪くも

          良い文章とは、神の愛に従うことで立ち現れる、かも

             文章には、結構その作者のエゴが現れることが多いと、個人的に思います。    あなたも同意してくれると思いますが、文章とは、やっぱり作者の分身です。  作者の情報の一部が乗っかっていて、良い文章も、悪い文章も、赤裸々に作者本人の人間性が暴露されているように感じます。    良い文章、悪い文章。  そのふたつの差は、本質的には書く技術ではないと、わたしは思います。  文豪が名文を書いて、後世の人間を感動させることもあれば、どこにでもいる子供が書いた手紙が、両親を感動させるこ

          良い文章とは、神の愛に従うことで立ち現れる、かも

          悪魔は非モテかも

          『Re:ゼロから始める異世界生活』とは、岡田斗司夫先生によると、まどマギの暁美ほむらを、主人公にしたバージョンと考えると、面白いらしいです。  どんなことがあっても諦めずに、常に可能性を探そうとするのは、リゼロのナツキ・スバルも、まどマギの暁美ほむらも同じです。  しかし、まどマギは鹿目まどかが主人公なので、物語の都合上、暁美ほむらは諦めるしかない運命にあります。  それが、スバルとほむらの違うところです。      なるほど、とても面白いですし、分かりやすい考えだとわたし

          悪魔は非モテかも

          永遠の命を得た魔法少女

          『魔法少女まどか☆マギカ』は、現代の神話のようにわたしは思います。  もし、遥か大昔に神話を描いた人が、現代でも神話を作ろうとするならば、まどマギのような神話を作るのではないでしょうか。    ただ、わたし自身、べつに神話に深い造詣があるわけではないので、あくまでこれは、わたし個人の感覚の話になります。  根拠らしい根拠はありません。  強いて言えば、まといのばのブログの一文です。   (引用開始)   まどマギという神話はそれを残酷なまでに美しく教えてくれます(本当か?w)

          永遠の命を得た魔法少女

          エゴは否定するべきものではなく、意識的に操作するものかも

          『魔法少女まどか☆マギカ』とは、徹頭徹尾、少女たちのエゴを扱った物語のように思いました。  エゴというと、最近はブルーロックを思い出しますが、ああいう剥き出しのエゴではなく、もっと見えにくいエゴの話です。  たとえばわたしたちは、謙遜する人からエゴを観ることができます。   「いえいえ、わたしなんて」 「いや、あなたはすごいよ」 「いえいえ、わたしなんて、そんな」    心の底から褒め讃えているのに、悪意なくその言葉を否定する人たちは、自分のことしか考えられないのだろうか、と

          エゴは否定するべきものではなく、意識的に操作するものかも

          二次創作を愛と呼ばずに、一体なんと呼べばいいの?

           わたしの先生は「模倣」の専門家なので、模倣のエピソードや方法論などを、対面やブログを通して、日々わたしに教えてくれます。  なので当然、まだ教わって日が浅いわたしでも「模倣」に対する興味は強くなります。  というより、前々から「模倣」に対して、なんらかの興味関心を抱いていたからこそ、先生の元で学びたいと思ったのかな、と個人的に思います。    先生の教えを通して、わたしが悟ったこと。  それは、オリジナリティなんて幻想だ、というものです。  オリジナルはないのです。  こ

          二次創作を愛と呼ばずに、一体なんと呼べばいいの?

          小説家になる方法?

           以前は嫌悪感を持っていた漫画やアニメ、小説が、改めて読んでみると、実はとても面白いし、とても貴重なことを書いていた、と気づかされることがままあります。  また、たとえ嫌悪感は持っていなくても、サラッと流していたものが、強烈なフックを持ち始めたこともあります。    そういうとき、わたしは、今のわたしと過去のわたしが別人であることを実感します。  まったく異なる価値観で、まったく違うように世界を見ていて、まったく別の人生を生きているように思えます。    まさに、不思議の国の

          小説家になる方法?

          情報は生命を持つし、気の球も生きています

           今日は、わたしの先生に二時間ほど講義していただきました。  先生と会話する時間は、わたしにとってスコトーマが外れる体験だらけです。  これから高い確率で訪れる未来。  今現在起こっているのに、多くの人間が見過ごしている事実。  これからのわたしの未来。    衝撃だらけです。  しかし、最も衝撃的だったのは「情報とは生命を持つ」ということでした。    情報が生命を持つ?  つまり、ドラえもんやしんのすけは、わたしたちと同様に生きているのですか?    ええ、そうです。  

          情報は生命を持つし、気の球も生きています

          天才とは、喜ぶ者だったりして

           わたしが好きなスポーツアニメに『ピンポン』というものがあります。  昔、友達に勧められたのですが、卓球アニメですし、登場人物の顔もべつに格好よくないし「興味ないなぁ」と断っていましたが……観てみると、すごく面白いんです。    ピンポンの主人公は、星野裕(通称ペコ)。  親友に、卓球道場からの幼なじみである月本誠(通称スマイル)というメガネ男子がいます。    あらすじを解説すると、ペコは確かな卓球の実力を持ちながら、それに驕り、練習を怠っていました。  ある時、ペコは、

          天才とは、喜ぶ者だったりして

          誰かを引きずりおろそうとするのは、目指すべき場所がないから

           この世には、『男性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング』。  もしくは、『女性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング』というものがあるようです。   (余談ですが、調べたところ、ほとんどそのランキングの方々の名前を知らなくてビビりました。不勉強を猛省します(^^))    もし、彼ら彼女らのように、美しく、賢く、強く、夢を追いかけている人の恋人になれれば、一体どれほど幸せなことでしょうか。    と、夢想した人はちょっと待ってください。    それをゴールにすることは、まったくも

          誰かを引きずりおろそうとするのは、目指すべき場所がないから