初心者がフルマラソンに挑戦した話
当時の様子
自分の夢である人生やりたいことリスト100のうちの一つ「フルマラソン完走」に挑戦した
大学生になってろくに運動してない状態だったのでそろそろ運動しなくちゃと焦って参加した
〜遡ること2023年11月〜
なんとその日は11月にもかかわらず28℃あったのだ
いやさすがに暑すぎる
大会運営の人もこのフルマラソンを完走することができれば大抵のフルマラソンも余裕と仰っていた
もしかしたら自分の絶対ゴールするぞという熱がそうさせたのかもしれない
スタートラインに着いて周りを見渡すと驚いたことがある
それは、、、
みんな装備がガチすぎるじゃないかああああ
自分は律儀に大会で配られたTシャツを着ていてもう初心者丸出しだった(笑)
スタートが近づくにつれワクワクドキドキが止まらなかったのを今でも鮮明に覚えている
そして始まった。
最初からみんなランナーズハイになってとんでもなくとばしていた
しかし、その人たちは例年では考えられない暑さに打ちのめされてすぐに脱落していた
ベテランでさえもすぐにペースを落としていた
さすがに自分も怖かった
「この人達でさえこんな早く脱落するのか
ほんとうに初心者の自分が完走できるのか、、」
そう思いながらなんとか半分(21km)を走った
そんな矢先に右足に違和感を感じた
「ここできたか
だが、これも想定内」
とか思った瞬間に左足がつった。
ここからが地獄の始まりだった
両足がつりそうな感覚があったため100m走って100m歩いてを繰り返した
20km〜30kmが1番長く感じたが、ボランティアの人達が自分の名前を呼んで応援してくれたおかげでなんとか30km地点までたどり着いた
やはり、応援の力は侮れないなと。
しかし、新たな症状が出た
頭が痛い、、
死んだら本末転倒なのでフルマラソンを走る前に死を回避するための情報だけは下調べして準備していた
「これは熱中症の症状なのかもしれない」
そう思った瞬間、「死」を意識して背筋が凍る感覚だった
さらに、ガタがきたように次々と腕、首、背中、股関節と少しでも動かすと全身つりそうな感覚に襲われる
そして、立ち止まった。
常に最良の選択をするのに自信がある自分でも「死」を前にして判断が鈍っていた
だが、事前に頭の中で作っておいた「どうしようもなくなくなったとき用マインド」の5つのうち3つを使ってとにかくゴールに向かって進み出した。
理性で感情を押さえ込み、頭の中をゴールすることだけにした究極の状態だった
道沿いにいる人たちから「リタイアするか?」と声を掛けられることが何回かあったが、首を横に向けるとつってしまうため、自分への言い聞かせも含めて前を向きながら「大丈夫です」と何回も唱えていた
そんなこんなでついに、、、
ゴーーーーーール!
ここまでが感想(完走)のお話で
ここからがフルマラソンに挑戦した目的のお話
目論見
人生やりたいことリストのうちの1つという理由で挑戦したのだが、他にも目論見があったのだ
主に3つある。
1つ目は心·技·体のうちの体を鍛えたかったから
何をするにしても集中力が必要である。
その集中力を保つためには体力が必要であることを重々に理解していたため、当時の自分が欲していたステータスの1つだったのだ
2つ目は自身の中の常識を壊したかったから
フルマラソンを走り、とてつもなく疲れた状態を作って比較対象とするためなのだ。
どういうことかというと、この先「しんどい」「辛い」という感情に遭遇しても今回のフルマラソンの経験と比べることで中和されるのだ
狙い通り、大抵の事は苦痛に思わなくなった
3つ目はマインドが全てを凌駕するという仮説を検証するため
「結局、同じ人間なんだし体力とかあんま差ないんじゃね?」
とか思ったので
「じゃあなにで差が生まれるのだろうか」
考え中……
「そうだ、マインドだ💡」
と閃いた。
そこで「根性やマインド次第で完走できる」という説が生まれた
この説を立証するため最低限の3回だけ練習して本番を迎えた(これのせいでめっちゃ痛い目見ることになる)
まだ確実にこの説が立証された訳では無いが、
わりと核心を突いている気がする(今後も調査続行)
このような意図で今回の挑戦が行われたのであった。
結果、期待以上の成果が得られたため挑戦して良かったと心から思った
よし!次はホノルルマラソンに挑戦しよう!
coming soon...