【15〜17日目】4日の休養? ※コジャイケ停滞
【アウストラル街道単発自転車旅日記⑱】
2024年10月22日〜24日 走行日なし
天気→毎日晴れてずーっといい。
■コジャイケの街でひたすらぐーたらと生産性の無い日々をおくってます。
コジャイケ最高
アウストラル街道は【街道】と言われるだけあって、「村々」や「集落」、そして「街」を繋ぐように「道」が伸びています。
基本的には50km〜100km間隔で出現する、人が住む場所を目指して毎日自転車を漕いでるのですが、如何せんどの村も「人口50人いる?」というようなのが普通で個人商店が3〜5個あるかないかくらいです。
もちろん食べ物含めて「手に入らないもの」も多く、そういった意味で不便さがあるのがアウステラル街道の魅力の一つと言えるでしょう。(冷凍肉は売ってるし、不便でも困るほどモノが無いわけではないけどね)
まぁ、なんというかそのお陰で大きなスーパーがある街「コジャイケ」は今の僕には天国と化してしまいました。(人口5万人いるらしい)
と、いってもチリの南部に位置するこの街は、一般的に「田舎町」と評されるでしょう。それでも、アウステラル街道中間地点に位置する街という事も相まってチャリダーたちは一旦「コジャイケ」を目指すのです。チャリンコ屋もあるし、ホームセンターもあるしね。何より肉が沢山売ってるしね。
長々と良く分からないことを書いてしまいましたが、何を言いたいかと言うと、
「コジャイケ最高だな。おい。」
コジャイケに4泊
本当は3泊で出発する予定が、結果的に4泊もしてしまいました。※まだ出発していないから5泊になるかも
僕の理屈はこうです。「着いた日は夜だったし、ノーカンにして3泊や。」
あろうことか、2日目の朝の段階でこのようにプラン変更しており「着いた日の夜の幸福な1泊」は無かったことにしていました。
まぁ、慣れない自転車旅で疲れてるから仕方ないや。ということです。
いや、そもそも僕は疲れてなどいなくても「同じところについ留まってしまう系バックパッカー」でした。
(本来の自分を取り戻しちゃえ。まだまだいれるぜ。)と、心の中で誰かが叫んでいますが、自転車漕げなくなりそうなので明日出発します。
というより、まだ中間地点に来ただけで気を抜きすぎました。
それもこれも、パタゴニアで飲むパタゴニアのビールが美味しすぎたことが原因でしょう。
あと、天気も良く宿の居心地も良く、なんというか全ての居心地が良すぎるのです。
それと、ドラゴンボールのハンバーガー屋が売っているアイスクリームが「美味し過ぎ」なのも原因かも知れません。(1回しか食べてないけど)
それと、あと、チキンスープを作るレベルが上がってきて自炊が楽しくなってきたことも由々しき原因だと思います。
とりあえず、言い訳はこの辺で止めておいて明日に向けて準備します。
買い物やら自転車整備はこの街で
くだらない報告をしていましたが、現実的な話で行くとこのコジャイケで多くのサイクリストたちは「自転車整備」をしたり「必要物資の補給」をするのが一般的です。(まぁ、する必要のない人もいるでしょうが)
かくいう僕は、漕いでる時に着る長袖と上から羽織る事ができる薄手の軽いジャンパーみたいなのを探して購入しました。
長袖2枚で3,000円。ジャンパー1枚3,000円と少々使いすぎた気がしますが、アフリカで600円で購入した中古の長袖とボリビアで1,000円で購入した長袖の2枚で回す生活とこれでおさらばです。※ズボンは長ズボン一枚だけど…
なんなら、アフリカのやつはボロボロ過ぎてニオイも気になってきたのでコジャイケで役目を終えてもらうつもりです。(ありがとう…)
これまで防寒用にカッパ上を毎日着用していましたが、それも薄手のジャンパーでカバーできます。
なぜ薄手がいいかというと、登りでむちゃくちゃ汗かく分下る時にめっちゃ寒くなるんですね。汗冷えってやつです。その暑さと寒さの中間に位置してくれるのが薄手のジャンパーなので、我ながらいい買い物をしたと思っています。
これから、寒くなってくるのでこの上にカッパで防寒もできますしね。
ちなみに、ここで買いました。安い大衆ショッピングセンターみたいな感じです。
チャリンコは壊れたら仕方ない
実は走行3日目くらいから、後輪が若干カタカタ言うようになったり前輪がキュウキュウ言うようになったりしてきました。
出発前日に荷代の接続部がぶっ壊れてしまったこともあり、ずっと不安の中で走行してたのです。
で、ちょいと先輩チャリダーに動画とか送って見てもらったところ、「多分精度が低いだけですわ」ということでした。
どういうことかというと、「単に安物の自転車だから」ということです。
なので、もう気にしないことにしました。ぶっ壊れたらぶっ壊れたときです。その時はヒッチハイクでもします。
そんな感じのコジャイケ4日間。ありがとうございました