じろう

高卒 底辺(22)

じろう

高卒 底辺(22)

マガジン

  • 20歳、はじめての転職

最近の記事

『お風呂掃除の11STEP』とおすすめの洗剤/ソープランドのお部屋掃除のヒント③

<p> <span style="font-size: x-small;">>>前記事はこちら<br /></span><a href="https://47saryo.blogspot.com/2024/11/blog-post.html" style="font-size: x-small;">ブラッシングのヒント集/ソープランドのお部屋掃除のヒント①</a><br /><span style="font-size: xx-small;">当時作ったマニュアルをPDFで置

    • アウトプットは本人の資質から逃れられない

       戦略思考は、極端に言えば、出てきたアイデアがあっているか間違っているかを判断するためだけであって、アウトプットは結局、本人の資質、胆力から逃れることはできない。これに気が付いてしまった時、私は、先天的に人生へのセンスのない自分の、将来への可能性が閉ざされてしまったような気がして、生きていくのが嫌になってしまった。  このフレームワークを使うと、魔法のように問題解決がなされ、数学の問いのようにピタリと一つの解が定まる、なんてものは、現実の問題解決の上では存在しない。あるマーケ

      • 悩みのない人生

         生き辛さを解明したい欲求は大切だが、今すぐにでも解明して、自らのスタンスを表明しなければならない、という強迫観念は精神的毒でしかない。しかし、本屋に行けば自己啓発書が、YouTubeを見ればサムネイルが、圧倒する面積をもって、そういうものを我々に強要してくる。社会に適応するためと考えて、焦ってそのラベルを自分にも付けてしまい、紋切り型のカテゴリーに閉じ込めてしまうと、自分の本来の特性を見失ってしまうように思えてならない。  悩みごとの消化が悪い人ほど、その反動で、〈悩みのな

        • 理解のある彼くん

           今さらながら「理解のある彼くん」漫画をいくつか読んだんだけど、これは危ないなあと思った。  生き辛さを抱えた人が、ある種の救世主的な存在を求めるようになると、冷静にお互いの関係を見つめ直すことができなくなり、危険なパートナーと焦って結婚するようになってしまう。  一年ほど前の、「理解のある彼くん」漫画の元祖となった作者が、当の彼くんと離婚をしてしまった、というネット記事を見てみると、まあいろんな人が、いろんな推測を繰り広げている。やはり「理解のある彼くん」はサステナブルでは

        『お風呂掃除の11STEP』とおすすめの洗剤/ソープランドのお部屋掃除のヒント③

        マガジン

        • 20歳、はじめての転職
          3本

        記事

          (3)サーモスタットを切る/20歳、はじめての転職

           【サーモスタットを切る:3月】  店を出て路頭に迷った自分は、まずお店のある街にいるのが怖くなって、あてもなく橋本行きの電車に乗った。油くさいユニフォームに、ダウン一枚。荷物も全部おいてきた。平日のお昼の光が差し込む、ガラんとした電車に乗った。深呼吸をした。  社会人として、とんでもないことをしてしまっている実感があった。自分が、まさかこんなことをしてしまうなんて、思っもみなかった。  でも、意外と冷静に「さすがに、このまま戻れねえよな」「転職するとして、来月の生活費はど

          (3)サーモスタットを切る/20歳、はじめての転職

          (2)バックヤードで大号泣/20歳、はじめての転職

          【引越:2月はじめ】  思い出深い千葉のお店とお別れし、橋本に引越しを済ませた。もといた地元の店で「まず契約社員で」と言われ働きはじめた。  契約社員はどこまでも時給で働くため、残業の割増などはなく、賞与もないため社会保険つきアルバイトみたいなものである。立ち位置もフリーターとあまり変わらないけど、”正社員を目指している”という状況が状況で、プレッシャーは社員並。よって正社員よりも使い勝手がよく長時間労働させられがちである。しかし(まあ、仕事があるだけありがたい、最初は仕

          (2)バックヤードで大号泣/20歳、はじめての転職

          (1)9ケ月のモラトリアム/20歳、はじめての転職

          【50万:1月末】    このころ、両親の離婚がせまり結構バタバタしていて、しょっちゅう千葉から実家に帰っていたので、もう地元に帰ってしまおうと決める。  ある日突然、アコムから身に覚えのない電話がかかってきた。借入額の増枠を認めるという内容だった。確認してみると、父親に貸していた消費者金融のカードの借入額は、50万にもふくれ上がっていた。父は私に断りなく、私のカードの限度額を増枠していたのである。  間違いなく、自分の家族には、急いで解決しなければならない何かがおこっ

          (1)9ケ月のモラトリアム/20歳、はじめての転職